見出し画像

いま私たちは、非日常の出口にいる。


お久しぶりです。
実は体調を崩しておりました。
命に別状はありませんが、起き抜けの激しい痛みをやり過ごす毎日。
体がままならないのは、もどかしいですねー。
まあ、とにかく無理をしないことを最優先に。
脳裏によぎるnoteのロゴを何度振り払ったか。
復調したわけではないですが、こうして編集ページを開けるのが、とてもとても嬉しいです。はー、幸せだなあ。
当たり前のことが、普通にできるありがたさを噛み締めています。


ということで、今後も無理せず楽しく更新します。


さて、今日の本題。
ゴールデンウィーク明けから、新型コロナウイルスが5類に引き下げ。インフルエンザと同じ扱いになります。
これに伴い、星野リゾートでは、サービス時のスタッフのマスク着用を撤廃することにしました。

スタッフが笑顔でお迎えすることで、お客様をウェルカムする気持ちをお伝えし、「ここに来て良かった」と思っていただけることは、観光業において大切なことだと考えています。

基礎疾患など、個人の特別な事情はしっかり配慮され、
サービスするお客様からのご要望があった場合も、適宜対応します


私は、個人的には「マスクしてもしなくても、表情の見え方ってそんなに違わないんじゃないの」って思っていたんですよ。
でも、全然違うんですよね。


というのも、結構前に同僚とご飯を食べにいったときのこと。
その同僚とは、コロナが始まってから一緒に働くようになったのですが。

マスクを外して、ご飯を食べながら会話をして、私はめちゃめちゃ驚きました。

――このひと、こういう顔だったんだ…。
なんて失礼な(笑)でも、まー、そりゃそうですよね。


仕事をしている中で、相手のフルフェイス(?)を見る機会が、まったくなくなっていたわけです。
特に印象深かったのは、表情。
マスクをしていてはわからなかった口元が、予想外にくるくる動いている。

表情を読むのが難しい方だなと思っていましたが、本当は、マスクの下でよく笑っていたんです。
それだけで、相手の解像度がぐっと上がりましたよね。

表情わからないとか思っちゃってて、ごめんなさい。
心の中だけで謝っておきました。

こういう場面が、きっとこれから増えていって。
みんなマスクを着けていたことも忘れて、コロナの前の景色に、いつの間にか戻るんでしょうね。


私の体調の話もそうだと思うのですが。
日常のありがたさは、非日常にならないと、なかなか分からないもので。
相手の笑顔がわかるという、当たり前のことに感動したことを、忘れたくないなぁって思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?