結果振り返り【煉獄コロガシ2023】2連勝達成も、安全・安心とは何か、考えさせられる結果(03/11土)
1.結果
【馬 券】 複勝 110円 的中!
【払 戻】 234,000円×1.1倍 =257,400円
【収 支】 投入 234,000円
払戻 257,400円
利益 + 23,400円
回収率 110.0%
【通 算】 元本 360,000円
払戻 257,400円
利益 -102,600円
回収率 71.5%
途中、複勝オッズが1.0-1.1になる時間帯も5分ほどあったが、なんだかんだ
締切後は1.1-1.1で確定。
3着でヒヤヒヤさせられたうえに1.0ではたまらないところだったので、
1.1倍を確保できてよかった。
2.予想の振返り
<予想通りだったこと>
・◎13ボナンザが「テンのダッシュ自体は4番手程度になったとしても、
外目好位を揉まれず進んで4角は1-2番手という運びが想定」と書いたまま
のレース運びだったこと。
・大外16ヴァルダリスは位置も取れず結果も悪かったこと。
<予想が外れたこと>
・◎ボナンザを制して先行したのが近走で位置を取れていなかった12、15
だったこと。
・中山牝限を使えず渋々中京へ遠征してきたキャロット2頭が1,5着と好走
したこと。
・直線に向いて◎ボナンザが伸びきれなかったこと。そのため3着どまり
だったこと。
・予想に反してハイレベルな時計での決着になったこと。
3.レース回顧
鞍上は全般的に、期待通りに乗ってくれたと思う。
この時点で、
・行く馬は想像と違ったけど、◎13ボナンザ自身の運びは予想通り
・とすればこのまま能力通り直線で突き抜けそうだな。
と思いながら見ていた。
(後方からしか競馬できなかった&的場勇鞍上の12マーシヴィガラスが
番手につけていたのはさすがに驚いた)
ここ3戦安定して37.0前後の末脚を繰り出しているわけなので、
タレることは考えにくいし、他に同じような脚を使える馬もいないので
大丈夫だろう。と見ていた。
あれ?なに?まさここから止まって、しかも差されるとか、ある??
え??うそでしょ??
どうやら脚色的に前で粘る12と外から追い越していった06には及ばなさそうだが、後ろはきっちり離したし、さすがにこれだけ能力上位なんだからそれ以上沈むってことはないよな、なんとか3着確保で110円か。
まあいちおうOKかな・・・
あとでパトロールを見るとこういうことだった。
ところがそうやって進路を切り替えたものの上記画像の右端にもうゴール版が映っているように、この出来事は本当にゴール寸前のこと。
あんなゴール寸前でロスがあったから2着に届かなかった、
という考え方もあるが、
あのアクシデントがゴール寸前であったために、失速してもすぐゴールに逃げ込めて、4着馬に差されずに済んだ、とも考えられる。
まあ脚色的には、後者の見方が正しいか。
終わってみると決着タイムも上りもこの路線としてはかなり優秀なもので、
「ボナンザ以外は低レベルな面子」という私の見立てには誤りがあった。
あのレース運びからこの時計で走り切ってくれたなら、
◎ボナンザの走りにも鞍上の幸の乗り方にも瑕疵はなく、
的中がヒヤヒヤだったのはひとえに私が相手関係を見誤っただけということになる。
ただ、過去にも何度か書いたことはあるが、
こうした想像外のことが起きても的中できたのは、想像できる範囲の事項についてはしっかり検討しきったからともいえる。
その意味で今回この馬を買ったことにも、結果についても、納得している。
4.今後に向けて
実のところ今週の煉獄コロガシ最有力候補は本日阪神01Rのヨウシタンレイだった。前走時計が優秀だし他馬の戦績を見比べても飛び抜けていた。そのうえ脚質も逃げ。
ただ、内枠には先行意識の強い坂井瑠、松山がいて、外にはスタート巧者・短距離巧者の武豊。対してヨウシタンレイの鞍上は今村。
これ、3人はスンナリ今村を行かせたりするだろうか・・・?
そう考えるとどうにも不安で、買い切れなかった。
果たして、実際にゲート出た瞬間は武豊が外からハナを奪って行っていき、「ほらやっぱり!」と思ったものだった。
結果的にはヨウシタンレイは圧勝で、私が買ったボナンザよりよほど安心して見ていられる走りを見せた。なので買っておけばよかったわけだが、
いっぽう、「ハナ切りたい馬が、ハナ切れないかもしれないリスク」を想定し、実際にそのリスクが生じたという意味では、本当に買うべきだったかどうか?ここには結果論だけで語れないものがあるように思う。
同様に中京02Rのイツモハラペコは、戦績が明白に上位で、且つ単騎逃げが見込まれたので買い頃だったが、「どんなメンバーと対戦しても絶対に上位に来れる」というほどの時計や能力の証拠がまだなかったうえに100mとはいえ距離延長で初距離となるので見送った。
また、阪神04Rのグァルジャーも逃げ馬・内枠・松山で且つ持ちタイムも上位と来れば文句なしだったが、外に強力な同型もいたので念のため見送った。
この2頭もなんだかんだ、逃げてしっかり勝ち切った。
結果的に、難癖付けて嫌った候補馬がしっかり勝ち切るいっぽう、
安全を求めて買ったボナンザは想定以上にレースレベルが上がったうえに
ゴール寸前で前が締まる事態も発生し、ヒヤヒヤの3着確保。
「安全」「安心」とは何か、考えさせられる結果だったと思う。
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