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2023「煉獄コロガシ」総轄

「馬券でサラリーマンの年収を超える」をタイトルに掲げてこのnoteをスタートして丸2年となった。
3種類のコロガシを試した2022年の結果を踏まえ、2023年は「煉獄コロガシ」に絞って実践してきた。本稿ではその取り組みを振り返っていきたい。

なお「煉獄コロガシ」とは、
「複勝1.1倍でも35連勝すればサラリーマンの年収を超えられる」というコンセプトの企画。
「煉獄」は漫画『喧嘩商売』に登場する連撃技の名前から。


振返り


取り組み概要

2022年の振り返りを踏まえ、2023は以下のような形で実施した。

1.転がしスタート額は18万円 (2022年は当初5万円、後に15万円へ変更)
2.年間の転がし馬券予算は100万円 (2022年は90万円)
3.目標額払戻額は479万円 (2022年は420万円)

という枠組みで実施。
また、2022年に何度も回顧記事で勝因・敗因を振り返った結果にたどり着いた、「ダート、下級条件、逃げ先行馬」という条件を厳守することとした。
(実際、20戦すべてダート。
 クラスも、未勝利12鞍、1勝クラス5鞍、2勝クラス3鞍だった)

戦績概要

今年も道半ばで予算を使い果たして、大敗の後はレース回顧を書く気力も湧かずに放置する、という前年の焼き直しのような結果となった。

20戦15的中 的中率75%

累計投入額 5,672,900円 (2022年は4,102,000円)
累計払戻額 4,673,180円 (2022年は3,602,120円)
収支     -999,720円  (2022年は-499,880円)
回収率      82.4%  (2022年は87.8%)

本命馬戦績(6,6,3,5)   (2022年は(9,3,5,4))
勝率 30.0% 単回値 52円  (2022年は勝率 42.9% 単回値 88円)
複勝率75.0% 複回値87円 (2022年は複勝率81.0% 複回値103円)

最終的には18万円×4回+28万円×1回=100万円が負け金額なのだが、
転がしに投入できない100円未満の端数が計280円あったため、上述の通り端数のある収支になっている。

勝ち負けの軌跡(上半期)

1月1日からスタートして、いきなり7連勝し、2月19日には18万円が563,310円まで膨らんだ。前年の最高払戻額が504,900円だったから、これを超えたことになる。

ところがそれをそっくり投入した8戦目で敗戦してシーズン1が終了。

その後はシーズン2が3連勝。シーズン3が4連勝といった短めの連勝でストップしていく。

そして4/30にシーズン4をスタートして、初戦を的中するも翌週の5/6で連勝できず。

年間予算100万円のうち72万円を、たった4か月で費消してしまった。
そして、

  1. 年間予算の大半を、1年の3分の1しか経っていないところで使い切ってしまった喪失感

  2. だんだん連勝が短くなっていき、みるみるうちに資金が解けていく勢いに心が削られたこと

から、5/6の予想記事を最後に、その回顧を行わないまま、
5カ月間、更新が止まることとなる。


勝ち負けの軌跡(下半期)

転がしでサラリーマンの年収を超えようとするとき、
私は「コロガシは週1鞍」を旨としているので、
年末までの日数(週数)が少なくなればなるほど、「コロガシで年収越え」は厳しくなる。

そこで、「残った28万円を使い切るにせよ、そろそろ再スタートしないと、週数(≒コロガシ回数)が足りなくて目標額に届かなくなるぞ」
というギリギリのラインである10月1日に、
重い腰を上げて5か月ぶりに復帰することとした。

ここでは、「2段ロケット作戦」と称して、

  1. 28万円スタートで、転がるところまで転がす(年収に届かずともヨシ)

  2. 最終週までに積み上がった額を有馬記念に全額投入して年収超えを目指す

という変則のコロガシを企図した。

ところが10/1の初戦でいきなり28万円を全額投入して14着大敗。
1段目のロケットがいきなり不発で、この時点で予算を使い切ってしまい、これにて今年のコロガシ馬券は終了となった。
そしてこのレースも回顧記事を書く気力を失い、放置となってしまった。


今後に向けて

レース選びについて

これで2年連続して目標未達。金額だけ言えば大敗という結果になった。
しかし3度目の正直として2024も「煉獄コロガシ」は継続したい。

それにあたっては、まずレース選びについて考え直したい。
2022年の試行錯誤を経て「ダート、下級条件、逃げ先行」へ拘ることを決めた。2023年はそれを忠実に守ってみた。
ただ2024年は、それに囚われすぎずに行ってみようかと思う。

なぜなら「その条件の中から探す」ことが目的化してしまい、
たとえば「桜花賞のリバティアイランド110円」を買わずに、「よく知らないダートの未勝利馬」を買うことになってしまったのが2023年だからだ。
そのあたり、せっかくたどり着いた自己原則は大事にしつつも、もう少しフラットに柔軟に構えられるようにしたい。

回顧記事について

ちょっと負担を減らして書けるようにしようと思う。
レース映像やパトロールフィルムのスクショを多用して回顧記事を書いてきたが、大敗(=煉獄コロガシはどこで負けても大金を失う大敗となる)野後にあれを書くのはどうにも気が重くて手が動かない。これは2022も2023もそうだった。なので、テキストのみで、文字数ももっとライトにやれるように改めようかと思う。
とにかく、持続可能に。

休む週も作る

2022、2023年通じてできなかったのがコレ。
転がし始めたら「必ず毎週買う」に囚われて来たし、またそれが楽しくもあった。
ただ、この企画は単なるコロガシではなく10,20,30連勝という常軌を逸したレベルでの連勝をねらっている。
ということを思えば、「チャレンジ一辺倒」ではなく「負けないことを重視する」という守りの発想ももっとあっていいのではないか。
もしかして、ここ2年とは異なる結果を出すためのブレイクスルー要素は、これかもしれない。






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