見出し画像

流れていく

昨日は胃カメラでした。
健診のバリウムが飲めず胃カメラにしてもらっていて、毎年、撮ってもらっています。
鎮静(麻酔)をかけるので、タクシーで往復します。

胃カメラを撮るにはまず予約が必要で、「その予約をするための受診の予約」も必要なのです。けっこう煩わしい。
でも、そのくらい繰り返して自分の体について確認されるのって、安心につながるとも思います。
一番不安なのは、麻酔です。アレルギーや薬に対する反応など何度も聞かれて、あ、そういえば、自分はある種の風邪薬を飲むと動悸が高まる、というのを思い出したりして、何度も確認してもらえてよかったなーと思いました。

もう3度目なので、手順はわかっていて、落ち着いていました。
前回は、麻酔が効くまでの間、4,5回、「オエオエオエ!!」で苦しくて「こんなはずじゃなかった」と思いながら意識がなくなったのですが、今回はまったくなにもストレスなしでした。
「お薬入れますね~」の後、マウスピースをくわえたところまでは憶えていますが、次は、処置室のベッドで目が覚めた場面。
この一瞬に2時間が経過したのでした。
すごい。麻酔すごい。そして怖いなー。
でも、すっきり爽やかな寝覚めが、クセになるんです。(コラコラ)


すっきり目覚めて時計を見ると、13時45分。
会計などしてたら、入院中の義母の面会(面会時間は14時~16時)にぴったりじゃないか。
これはきっと「行きなはれ」という神様のナニかだということにして
義母に会いに行きました。

すると、今日はこれから胆石(腎じゃなくて、肝だった。情報が錯そうしていた)の除去があるというので、ストレッチャーで部屋から出てきました。
そこへ義妹もやってきました。治療方針の説明書をもらいに来たと。

義母と義妹、嫁がエレベーター前で出会って、元気な声だね、がんばってね、とか、寒くなったけど何か持ってこようかとか、いろいろと言葉を交わして、じゃーねーと別れました。
義妹は処置後も病室に残っているとのこと。
私は、前日の夜以来食事抜きだったので、義妹に後を任せてタクシーで帰りました。

ずっと、病名も治療方針もわからなかったので、説明を受けに行かないと、と夫と話していたんですが、この説明書が手に入ったので一安心。きっとこれのために、神様が「行きなはれ~」と言うことだったんでしょう(たぶん)。治療の説明書によると義母は胆のうが不調で、言われてみれば、少し顔色がいつもより黄色かったなぁと、夫と話しました。


胃カメラも義母の面会も、心に掛かっていることだったのですが
こうして毎日流れるように通り過ぎてくれます。
遠くを見晴らせば、まだまだたくさん、小さな事柄は控えていて。
楽しそうなこととか、大変そうなこととか。
予期しないことも、起こるかもしれない。

それらも、きっとこうして流れながら通過して行けるんでしょう。
それは幸せということに含まれると思います。
そうであるように祈ります。


――― なんかおかしな終わり方になったのですが
まあそんな雑感、そんな備忘録。
これから実家の両親の顔見に行って来まーす。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?