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尽きない問いとクリスマス

ここ数日、書いては消し書いては消し。
日記を書きたいのに、つかみどころなく、結局ボツになっている。
まあ、いっかぁ~~~、と心の中でつぶやいている。

あ、そうそう、昨日は長男の面会に行ってきたんだった。
それが、顔を合わせたとたんにニッコリしてくれて💗
それだけでもうオイラ幸せで。

あとはずっと、クリスマスソングを流しながら、動物園のシロクマみたいに部屋の中を歩いていた。
車いすに座る長男の頭を見下ろす感じが懐かしかった。
面差しにはまだ幼さが残る、36歳。

病棟の4人部屋で、これからの数十年間、来る日も来る日も、その部屋で。
過ごすんだなぁ、と少し気が遠くなる思い。
まあ、それは思ってみたところで何の足しにもならない、親の勝手な感傷かと思う。
さまざまな事情で、まだ幼児のうちから入所生活を送っている人もたくさんいる。
家族はどこかで未練を断ち切って、新しい毎日を呼吸することに決めて、それからの人生に臨んでいる。

本人はどうなんだろう。
これは尽きない問い。
神様からの宿題であり恵みでもあるんだな。
息子は、神様が私にくれた尽きない問い。
だからいつもすごく会いに行きたい。
感謝です。

息子はクリスマスソングが好きで、なかでも「きよしこの夜」はふっと微笑みが漏れるくらい、なにか気に入っているらしい。

今ゴスペル教室では、クリスマスソングの練習が始まっている。
11月、12月と、息子が暮らす市の駅前や公園内で、歌う予定がある。
「きよしこの夜」はリストにはないが、全4曲。
ほぼ全部英語時々日本語混じりなので、YouTubeを検索しながら自主練しないと覚えられない。

昨日は練習日で、1時間、歌いまくって爽快だった。
メンバーの一人が、夜な夜な練習に出ることで夫から小言を言われるとぼやき、だからここで歌って憂さ晴らししなきゃ、という、魔のスパイラル的家庭事情にみんなで大笑い。
先生「家庭を壊さない程度に、楽しみましょう!」で練習終わりとなった。


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