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必要なモノしか持てない暮らしの事情
ここ数日、大雨による警戒が様々な情報としてアナウンスされています。
大雨だけでなく、台風や地震など、万が一に備える為の準備はあなたやご家族の命を救う上でとても大切なこと。
家のお片づけにお伺いさせていただいた際に、災害用の備蓄も拝見することが多いのですが、災害用の備蓄水の賞味期限切れをよくお見かけします。
購入後、すっかりそのままとなってしまい、気がついた時はすでに賞味期限切れ。
飲めない訳ではありませんので、そのまま保管でも問題はありませんが、いつまで保存しておくかは微妙なところです。
賞味期限は、概ね購入から1年から2年ほどが多いかと思います。
可能なら賞味期限が切れる前に普段使いしてしまい、新たに新しく購入する方が災害時に気兼ねなく使えますね。
定期的な確認が必要となりますが、つい忙しい日常を送っていると忘れがちです。
例えば年末や年度末など節目の時期と決めて確認するよう、予定に組み入れたり、長期保存用の水を用意するも一つの手です。
そして、ご家族の人数が多いほど、その量は広いスペースが必要です。
1人1日3リットルが必要です。
最低でも3日分として、9リットル。
4人家族なら36リットルは必要となります。
2リットルが6本入りの箱が3ケース必要となります。
あくまで最低の数なので、可能なら1週間ほどは備蓄したいところ。
であれば、1人21リットル×家族分となるのです。
4人家族なら84リットルも!!!
お水だけでも段ボール(6本入り12リットル)が7ケース必要です。
お水だけでもこれだけのスペースが必要となるのです。
住宅事情により、備蓄することはさほど難しくないと感じる方もおられるかも知れません。
でも、ほとんどの場合、かなりのスペースが必要と感じるのではないでしょうか?
その他にも、米やトイレットペーパー、食品や除菌アイテム、介護や育児中の方は特別必要なモノもあるでしょう。
そう考えみると、現代の私たちは普段使いモノといざという時の備えを同時に管理しなくてはいけなくなりました。
日々の暮らしを支えてくれるモノたちですが、いつか使うかも、捨てるには惜しいというモノを置いておく余裕はありません。
命を守る為の災害備蓄は、いつか使うモノよりも優先順位は高いはず。
そして、家族みんなが共有できる場所と把握ができる為の仕組み作りで、いざという時にあなたとご家族を守ってくれます。
どうしてもスペースが取れない・・・
そう思ったら、まずは押し入れやクローゼット、納戸などのバックヤードから片づけてみてください。
存在すら忘れかけていたモノといざという時の備蓄とどちらが優先順位が高いのか。
それは言わずとも明確です。
リサイクルの際に高く売れるという理由で保管している空箱、使えないけど捨てる事が面倒な家電、子どもの作品、大量の衣類。
ご家族の命より大切なモノでしょうか?
災害はいつ来るかわからない怖さがあります。
いざという時にぜひ備えてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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第1話 片づけることに限界を感じていた日々
第2話 「助けてください!」の言葉と共に前に進む決意
第3話 これで最初の一歩が踏み出せたと楽しみに変わった家の片づけ
第4話 これじゃ片づかない訳だ・・我が家のラスボスは●●だった
第5話 怖くてどうしても超えられない片づけの壁
第6話 導線が整うことで地味なストレスがなくなり楽しくなってきた!
第7話 あの日の「助けて!」が、私と家族の人生を変えたすべての女性にお届けしたい
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