Public Dairy vol.7「サンショウウオ」

川で見つけてきたサンショウウオの赤ちゃんの足が生えてきました。
弟が毎日シラス干しをあげていたみたいで、捕まえた時は小女子と同じくらいの大きさしかなかったのにいつの間にかイワシの煮干しくらいの大きさになっていた。一ヶ月でシラス干しからイワシの煮干しだよ、びっくり。

エラが目の少し後ろからピロピロ生えていて半透明で、足が生えてくるとぱっと見はウーパールーパーみたいだった。

「これウーパールーパーじゃないの?」
何年か前に、妹が育てていたサンショウウオを見て、そう聞いたら
「うん、そうだよ」と言われてびっくりした。

ウーパールーパーに餌をたくさんあげるとサンショウウオになるらしい。サンショウウオと言ってもメキシコサンショウウオなんだとか。餌が足りないから子供のままなんだと言っていた。

妹はびっくりするくらい動物に詳しい。

「動物についてすごい詳しいけど、動物殺す方が得意だよね」と私は妹を茶化した。食料庫でつまみ食いするネズミとか、害獣が捕まると、「そのネズミ頂戴」と言って妹がもらっていく。
「そんな事ないもん」と妹は言うけど、飼育は苦手なのか、妹が飼うとすぐ死んでしまうから、その度に私たちは妹にそう言う。どうせ駆除するつもりだったから妹の飼育の実験になるならいいのかもしれない。(と言っても毎回妹がもらっていくのでネズミを直接駆除した事は一度もない。)

今度のサンショウウオはちゃんと大人になるといいなと思う。

追記訂正、ウーパールーパーがサンショウウオのような姿になる事はまれなんだそうです。友達が教えてくれた

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