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Professional Boxer CHIAKI

10月も後半だ🎃はっぴぃはろうぃーん👿

表題でネタバレしてるので!
本題【プロボクサー】の誕生!

小悪魔写真の可愛子ちゃんが闘ってる!

CHIAKIとボクシング 出逢いのきっかけ
俺が人生のほとんどを捧げたフィットネスクラブティップネス。格闘技プログラムを長年牽引してきたファイティングラッシュが、9月末を持ってその幕を閉じた(その話はまた今度)。表題にCHIAKIなんて書いてあるもんだから、インストラクターに思う方もいるかもしれないが、彼女は一般会員でグループエクササイズのベビーユーザーでした。

青春を捧げてきたレッスン。時代にそぐわなくなったプログラムの終焉。そしてCHIAKIのデビュー戦。しかもその日は女子ボクシング界のレジェンドの引退試合とテンカウントゴング(選手の引退式に鳴らす)。おわりとはじまり…感慨深いものがありました。

CHIAKIがb-monsterと俺に出会ったのが2016年。立ち上げてすぐに入会してくれ、銀座店を支えてくれた初期メンだ。

立ち上げ初期のb-monsterでひとりだけすぐにアッパーを打てていたし、フィットネスクラブのエクササイズ育ちスゴッ!

ひと筆書きで思いを綴ります。
本件はごくごく限られた仲良しさんしか読まないだろうから許して。
彼女自身が日頃からInstagramで発信してくれるのは元より、オープン初期といえばHARU&JOETwitter動画の撮影とかも手伝ってもらったな。
(最後のカット🎬まで聞いてね)

少し思い出に浸らせてください。

👊..🥊..👊..🥊..👊..🥊..👊..🥊..👊
※インスタグラムに飛びます※

SNSでの宣伝効果ってありがたい。がしかし、販促とかを忘れるくらいに、普段の投稿ってうれしいんだよ。同じ写真や風景に見えるかもしれないけれど、当人達からすると全然別物で、その時に話した言葉とか、この日のレッスンこうだったな(ここが上手くいったがあっちは修正した)とか鮮明に思い出せます。CHIAKIがマイグローブをはじめて手にいれた時の子供のような笑顔と、飛び跳ねるんでないかと思うくらい喜んだ姿も昨日のようだ。バンテージも楽しそうに巻いていたっけか。

日本でのボクシングの位置付け確認として他スポーツと比較してみよう。バドミントン、卓球をする人、草野球のチームがあったり、バスケットボール、バレーボールする人がいる。現役バスケットボール選手のセミナーに行く人、引退後の元野球選手の誰それとか、選手のワークショップに行く人もいる。自転車のエクササイズで、モチベーションを上げる為に、バイクスーツを着る人がいる。そこからレースに出るような人もいたり。だけれど日本だとボクシングへ触れるのが、日常ではなかなか受け入れられなかった。フィリピンの後輩とかは、毎日そこらでボクシングがあったと言っていたっけな。でも日本では当たり前でなかった。

まだボクシングが市民権を得ていない中でのb-monsterボクシングスタジオの立ち上げ。目的はそれぞれ違えど、たくさんの人が通うようになってくれた。そんな中で、バンテージやマイグローブのブームが出来たのは本当にうれしかった。俺がサンドバッグを叩く叩かない関係なく、バンテージを巻き続けたことが少しでも業界の起爆剤になれたんじゃないかな。CHIAKIも確実にボクシングの発展に貢献した。格好から入る、それだって立派な動機付け。それでいいじゃん。むしろかっこいいじゃん。

一般会員をこういったところに載せると問題起こりそうだし、プロデビューした今だからこそCHIAKIのことを書けるのだが、出る杭は打たれるというか、日本にはまだまだそんな風習があるでしょ。この仕事を長年しているから肌感でわかるのだが、彼女も少なからずそういった目で見られていたと思う。ボクシングを本気でやりはじめたら、友達と遊ぶ時間もなくなるし、なに本気になっちゃってんのなんて言われることは日常茶飯事。例えば、学生時代の勉強とかなら伝わるかな。テスト対策や授業の予習してきたりいい点を取ると、あいつなんなのみたいな。あれなんなんでしょうね。大勢がいる位置から外れると途端に起こるあの風習。それでもやりたいこと、やると決めたことを貫き通したココロの強さを感じたよ。

そんなココロの持ち主が、感情の赴くままに行動する素敵エピソードがあってね。俺の生徒がスパーリング大会に出場していた時に、他の仲間の応援でたまたまCHIAKIが会場にいたのね。『知ってる方の応援は、アツくなります!!』って大きな声で応援してくれてさ。
そういうことで、知り合いの試合は激アツです!今回時期的にデビュー戦へ行くのを断念した方もいることでしょうし、次回はみんなでCHIAKIの観戦へ行こう!

いまだから言えるけれど、CHIAKIにずっと謝りたかったことがあって…俺もレッスンに本気で取り組んで、彼女の気持ちと毎回向き合っていた。それが通じたのか、『JOEさん、プロボクシングジムに行きたいんです♡』って元気よくフロントで言うもんだから、俺も焦って上手く対応できなかったわけよ。いち会員を連れて行っちゃうのか?とかまわりの目もあるし、彼女はWebインタビュー受けたりで目立っていたし、初期メンだからスタッフ全員は元より、役員達とも仲がよかったのよ。なんでも朗らかに言ってしまう性格だろうから…彼女は全くわる気はないのでしょうけれど笑。俺がどうこう言われるのは人生で慣れっこだからいいのだが、彼女に迷惑がかかるといけないと思ってさ。プロジムに来たいと言ってくれた時に突き放してしまった。
それからずっと気になってて…

b-monsterでどんどん上達していくメンバーさん達と過ごしながら、もっと教えたい!もっとボクシングを伝えたい!って欲が出てきたの。一旦休止していたプロボクシングジム関連に戻りたくなったわけで…ここからは黙っていた話なのですが、俺とHIROは副業が禁止だったのよ。ポジション的な問題とのこと。他からもお金が欲しいとかではないので、業務に支障のない副業やパーソナルを解禁して欲しいと役員に頼みました。まわりを仕切るポジションとのことで認められないとのこと。するならまわりと同じラインになるとのこと。副業で稼ぎたいわけでもないし、お金にかえられないやりたいことがあるだけなので、いまのポジション失っても構わないと申告。給与が下がってもいいと言うとは思わなかったのか、ポジションを下げることも、まわりが戸惑うから認められないとの話になりました(自主降格で解決でなかったのか…)。そもそも立ち上げ前はうちのホームジムでサンドバックを使って音楽かけてプレレッスンしたり、デビュー前の新人はスキル研修もしていたんだし固いこと言うなよ!そんなこんなあってから退いたのですが…

そこからはCHIAKI自身で色々なジムを試し、最終的に自分に適したプロジムへ行き着いてくれた。夢を、才能を潰したのではないかと悔いていたので、プロデビューの姿を見て救われた。ボクシング続けてくれてて本当にありがとう。こうやってまたボクシングで繋がれてうれしい。ボクシングをやってきた証や、自分のスキル確認の為にする記念受験も多い中で、プロライセンス取得だけでなく、聖地後楽園ホールのリングで闘ったなんて。有言実行してくれたね。

ボクシングをはじめると、『何を目指してるの?』なんて聞かれることが多いらしい。
でも、マラソンで3時間きるぞって宣言している人にそんな聞き方、あんまりしないんじゃないだろうか?ボクシングをはじめる理由は人それぞれ。
精神修行の人もいるし、ダイエット目標の人もいるし、鬱憤ばらしの人もいるだろう。CHIAKIはその中でプロを目指しただけであって、ボクシングに触れたことのない方も、観戦からでも来てもらいたい。

会社役員を務めるクライアントさんからは、ボクシングは大きな決断を瞬時にしなければならない時にも役立つと聞いた。ボクシングを通じて、集中力を養ったり、その場で何をするか決めなければならない、そんな緊張体験が、仕事にも役に立つらしい。選手になることが全てじゃない。立ち向かう相手は対戦相手だけじゃない。

【Who's your rival?】

自分が立ち向かうべき相手を見定め、本気で立ち向かっていけばいい。俺もボクシングをマラソンくらい当たり前のものにする為に、本気で立ち向かっていこうと思う。


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