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たまの贅沢

Go To Travelキャンペーンを利用し、リッツカールトン大阪に宿泊しました。通常料金ではなかなか手が届かないホテルですが、助成を利用すればギリギリ賄えそうです。とはいえ、当然ながら使い慣れたビジネスホテルとは一線を画す格式の高さ。記帳でさえ緊張してしまいました。

仕事終わりでチェックインが遅くなったこともあり、夕食はルームサービスを利用したのですが、ポルチーニ茸をふんだんに使ったカルボナーラが絶品でした。それと、デザートに注文したチョコレートケーキにはメッセージが添えられていて、一生の思い出になりました。

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それにしても絢爛なアンティークインテリアの数々です。客室だけでなく、ロビー、ラウンジ、レストラン等々、館内を探検しましたが、思わず息を飲むほどの内装が揃っていました。中世ヨーロッパの邸宅をコンセプトとされているそうで、自分が梅田にいることを忘れてしまいます。庶民的な感想となりますが、まるで美術館に宿泊しているようでした。

ザ・リッツ・カールトン大阪が18、19世紀のアートにこだわるのは、いつの時代にも通じる、時を越えても永続的に息づく、人生の豊かさや質の高さを感じるからです。

公式HPにはこのように紹介されています。コンセプトを通じて利用客に余暇の楽しみ方を提示されようとする姿勢は、今の生活を振り返るきっかけを与えてくれたような気がします。機能性や利便性、効率を追求し変化していくことも一理ある一方で、人生の指針としての変わらない哲学を持ち続けることの大切さを感じました。三十路を前に生活を見つめ直してみようと思っていた矢先の出来事で、思わずnoteに書き留めたくなりました。

リッツカールトンでのホテルステイを体験し、またひとつ見える景色が広がりました。仕事以外の部分で、こうした気づきが得られるのは滅多にないことです。もちろん頻繁に宿泊できる場所ではありませんが、これからも節目節目に利用できればと思えるほど、素敵な経験ができました。

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Go To Travelキャンペーンについて、賛否ありますよね。
僕としては、苦しい境地に立たされた業種の皆様、ご家族の生活がこれ以上悪くなることがないように願っています。正直なところ僕のような細客が何度利用したとしてもこの状況が好転するとは思っていません。ただ、困っている方がいるのであれば、少しでも支えられるのであれば行動したいと強く思っています。



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