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今年1年間「大人の学び」を終えて

今年1月から始まった講師養成講座の学びが先日、終了しました。

卒業する日の「模擬登壇」や「卒業セッション」「謝恩会幹事」などに
この1か月程度、時間を費やしてきました。
noteをはじめて以来、こんなに投稿が空くのも初めてなので、かなりテンパっておりました。

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講座初日のノートに、先生からのこんな一言をメモしていました。

「1年間、自分との葛藤と向き合って下さい」と・・・

この1年、本当に自分と「葛藤」し続けた1年だったな~と思います。
先生からの教えを学び、「知った」「分かった」と思っていざ自分が「やってみる」と全然できない・・・
社会人30年以上やって57歳にもなる自分が、こんなことも出来ないのか!?
と何度何度も凹みました。

先生やサポーター(先輩達)の指導も大きかったけど、約30人の同期の支えがなかったら途中で挫折して卒業できなかったかもしれません。
(実質3名の方は離脱してしまいました)
同期のみんなも色んなチャレンジの中で「挫折」を経験し、みな同じように葛藤して苦しんだようで、お互い励まし合って乗り越えてきました。

この1年、特に自分で成長できたかな?と思うこと・・・
それは「できない自分」「だめな自分」を受け入れられるようになったことではないかと思ってます。

卒業の日までの約2週間は毎晩ZOOMで勉強会や打合せをして当日を迎えたのですが、模擬登壇は案の定ボロボロな内容で先生達からダメ出しいっぱい
頂きました。

入講当初の私は、ネガディブなフィードバックを貰うと心の中で「なんでそんなに言われなアカンねん」と、先生やサポーターの意見を素直に聞けない自分がいました。 でも今は多くの葛藤を経たからでしょうか・・・
「だめな自分を見て下さい」くらいの気持ちで臨めるようになりフィードバックも素直に聞けるようになったのでこれも成長なのかなって。

まさに「アンラーン」の日々でもあったように思います。

「アンラーン」とは、過去の成功体験を手放し新しく学び直していくこと

アンラーン戦略/オライリー,バリー著

私の場合も、過去の成功体験は殆ど通用しなかったので「手放した感覚」です。キャリアコンサルタントの「傾聴」の時も似たような感覚でした。
でも過去の成功体験を手放すって、とても難しいことだとも思います。
まして地位的にも成功した方にとっては相当のハードルではないでしょうか? そういう意味では私は幸運なのかもしれません。
特段アンラーンしようと思った訳ではなく、結果として貴重な経験を出来た訳ですから・・・

しかし、卒業日は色々と掛け持ちして頑張り過ぎました。
私にとってはあり得ないことなのですが、ボクシングの井上尚弥のタイトルマッチを見逃してしまうくらい根詰めてやったので、今は少々燃え尽き症候群状態です。。。

大人の学びは、「知る」「分かる」も重要ですが「できる」がとっても重要だという気づきを得ました。

こればかりは相手を見つけて何度も失敗しながら出来るまで回数を重ねるしかなさそうです。そういう意味でも共に学びを深められる同期の存在は大きいと思います。
でも冷静に考えればスポーツや楽器もそうですが習ったからといってすぐ
出来る訳じゃないですし焦る必要もないと自分に言い聞かせています。

来期も36名の生徒募集があると先生から話あって、私もサポーターの応募をしました。抽選なのでどうなるか分かりませんが、もう1年ちゃんと学びを自分のものにするために受講生のサポートしながら再度学びたい気持ちが
あります。

卒業前毎日ZOOMで繋いでたのに卒業したら急になくなって淋しく感じてる同期もいるようです。
来月は同期20人弱で福岡に卒業旅行へ行くのですが、大人になってまさかこんな関係が作れるとは思ってなかったので楽しみです!

今年の大人の学びは一旦終わりましたが、来年以降も継続して大人の学びは
形を変えて続けていく予定です。

「葛藤・・・」疲れました。。。

                                                                                                            2022.12.28





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