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ふうふでバトンをつなぐ「リレー家事」で、生活と一緒に家事を走らせ続ける

ふうふ・カップルの皆様。
日々の家事、どのように取り組まれているだろうか。

「完全に分担している」「気づいた方がやる」「曜日で当番を決めている」「エリアをわけて取り組んでいる」などなど、それぞれのルールがあると思う。
あるいは、「ルールなんてない!」「私が全部やってる!」というところもあるだろう。

我が家の家事に関しては、その時その時の状況に合わせながら、あらゆる方法を試してきた。
今のところしっくり来ているのは、「リレー家事」だ。

「リレー家事」ってなに?

「リレー家事」とは(私が今つくった言葉なのだが)、その名の通り家事をリレーしながらやっていくこと。

例えば洗濯物なら、衣類をわける、つけ置きする、洗う、干す、取り込む、持ち主ごとにわける、畳む、しまう、といった様々なプロセスを、その時に取り組み可能な方が行い、それを引き継ぎながらやっていくという感じだ。

気づいた方がやるというやり方にも近い気がするが、それよりは、一連の家事の流れを双方が把握して一緒に流していく感じになる。
ボールをドリブルとパスでつなぎながら、共通のゴールを目指していくというとイメージがわくだろうか。

取り組み可能な方といいながらも、続けているうちに、得意な方や時間が合う方があるプロセスをメインで担当するようになることもあるので、結果としていわゆる「担当者」が決まってくることもあるかもしれない。
ただ、「自分は守りの選手だからシュートは絶対に打たない」ということがないのと同じで、その時々で臨機応変な動きを取れるようにはしている。

リレーと表現しながらも、取り組んでいる私たちに走って息切れしている感じはなく、短くバトンをつなぎ続けて、家事を滞りなく走らせているというイメージが近い。

「リレー家事」のメリットは?

この「リレー家事」、今の我が家にしっくり来ているのは、たぶん次のようなメリットがあるから。

①家事を細分化して進めるので、隙間時間にも取り組める
「ポモドーロ・テクニック」の5分休憩に、水分補給がてらキッチンへ行き、洗い終わった食器を食洗機から取り出したりもしている。

②その時にできる分だけ進めるので、負担感を感じにくい
例えば、夫が料理をしてくれているとき、私は何となく子どもたちに対応できるように手を空けつつ、子どもたち2人ともが遊びやおやつに夢中な隙に、たまった洗濯物を畳んだりする。
洗濯物を畳むことをメインに考えてしまうと、子どもたちに家事を「中断された」という気持ちになってしまうが、中断ありきでできるところまでやるので、負担感もストレスも感じにくくなる。

③どちらかの手が止まっても、もう片方が続きを担うことが出来る
子どもに呼ばれた、急な仕事が入った、お腹が痛くなった(?)などなど、家事の手を止めて、そのまま離脱することもある。
そんなときでも、「続きお願い!」とひとことかければ、もう一方がフォローすることが出来る。

これらのメリットをまとめると、「リレー家事」は生活の一部として自然と取り入れられるということになる。
食べたり寝たり遊んだり仕事したり、という生活に、私たちは今、家事を細切れに併行して続けている。
なので、今このnoteを書く最中も、畳まれていない洗濯物の山があるし、食洗機には乾いた食器が入ったままだ。
それでも、1日のサイクルは滞りなく回っていて、家事に追われている感覚は一切ない。

「リレー家事」が向いているふうふは?

ちなみにこの「リレー家事」が取り入れやすそうなのは、
・双方が、一通りの家事をこなすスキルがあるふうふ
・ふたりの在宅時間の差があまりないふうふ

あたりだと思うが、スキル差や在宅時間差があっても、「ふたりで家事をつなぐ」「その他の活動と併行して家事を走らせる」感覚さえ持っていれば、できなくはないかもなあ…と考えている。

※2021.10.3追記…子どもが小さいふうふにも、ぜひオススメしたい。
想定外に家事の手を止める事態が多い時期は、「まとめて終わらせずに細切れにやる」という感覚が相性がいい気がする。

納得感とコミュニケーションさえあれば

「リレー家事」は、今の我が家にはしっくりくる方法だが、全ふうふに最適という方法ではないと思っている。
役割分担をしようがしまいが、家事負担率が5:5だろうが10:0だろうが、そこに双方の納得感があれば、それがそのふうふにとっての最適な方法だ。
そして、ライフスタイルの変化とともに、このやり方は適宜見直していくといいと思う。

いいところばかり上げてきたが、この「リレー家事」、他の方法よりも圧倒的に密なコミュニケーションを取らないと成立しないのは、ちょっと難しいところだ。
口頭で言うだけでなく、アイテムの活用もあり。
例えば、「食洗機、今使ってるコップまで入れてから回したいんだよね~」なんてときのために、「食洗機に入っている食器、まだ洗ってません」ということがわかるように、立札を置くようにしている。

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「まだ洗ってない」ときに、札を食洗機の手前に立てる(生活感…)

とはいえ、どんな方法を選んだとしても、コミュニケーションゼロではたぶん成立しない
日々の家事を回していくための小さなやり取りはもちろん、細かな家事のこだわりのすり合わせや、運用そのものへ違和感を感じたときなども、面倒と感じるかもしれないが話し合った方がいい。

納得感とコミュニケーションさえあれば、家事もふうふパートナーシップも、きっと好転していくはずだ。

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