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おかたづけ小話:わけたらわかる

曲がりなりにもおかたづけのプロなので、時々それっぽいことを書いていこうと思う。(たぶん、10日に1回ぐらいは…)

おかたづけにおいて、とても大切なポイントのひとつだよなあと思っているのが、【わける】こと。

細かいことを言う前に実感していただくほうが早いだろう。
※これから行おうとしているのは、色を指定してのクイズのようなもの。



次の写真の中から【白いボール】を【3つ】探してほしい。

なんとなくでいいので、何秒ぐらいかかるかも確認していただければと思う。






わけてない



どうだろうか?

では次。質問は同じ。
次の写真の中から【白いボール】を【3つ】探してほしい。






わけた



おそらくだが、2枚目の写真からのほうが、わずかに早く白いボールを3つ見つけられたんじゃないかと思う。

これは数年前、保育園児におかたづけについて伝えるために我が家で撮影した写真だ。
話を聴いてくれた約10名の園児たちもみんな、2枚目からの方が早くボールを見つけられていた。

断るまでもないとは思うが、1枚目・2枚目の写真のものの総量は同じ。
異なるのは、ジャンルごとにものがわかれているかどうかという点のみである。

おかたづけのプロセスの中で、この【わける】ことは、かなり早い段階で登場する。
慣れるまでには時間も労力もかかるが、これが出来ているかどうかで、その後の展開は全く変わってくる。

冬の連続講座を受けてくださったある方は、忙しい合間の10分を確保し、おかたづけに悩んでいる和室に置いたものを、コツコツとわけていらっしゃるそうだ。
その結果、
・「何がどこにあるかわからない」を解消した
・家族に「あれはどこ?」と訊かれることが減った
・視覚的にもスッキリ、頭もクリアになり、今後の見通しが立ってきた
と、いいことづくめだ。
この方のおかたづけはまだ途中の段階なのだが、【わける】にこれほどの効果があるのなら、時間をかけてでも取り組んでいく価値は大いにあると言えるだろう。

ちなみにこの【わける】だが、必ずしもジャンルごとにというわけでもないし、「いる」「いらない」の二者択一である必要もない。
この話は長くなるので、また別の機会に譲るとして…

・探し物が多い
・何から手を付けたらいいかわからない
・いつもイライラ、モヤモヤを抱えている
と、このあたりでお悩みの方、ぜひこの【わける】をだまされたと思って試してほしい。

「わけたらわかる」がキーワードなのだ。

(3歳になった息子にも教育済である)

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