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そもそも、なぜ「バター」か

 正式公開までに、少しずつ文章を増やしていきます。

 原則として、「バウムの書」が扱う話題は、原材料にバターを使用しているバウムクーヘンです。原材料がわからない場合でも、こんな名前のバウム屋さんができたらしい、などの新情報があれば、FacebookTwitterを通じてみなさんにご紹介していますが、バター少なめまたは不使用とわかっている場合には、紹介順位がかなり低くなります。

 同じ日にいろいろなバウムの話題があるときは、そのうち原材料が把握できているもの(とくにバター使用)を、先にします。

 さて、想定問答です。

 ——なぜ、バターにこだわるのですか。
 美味しいからです。

 ——味はそんなに違うものですか。
 あきらかに違います。美味しいです。

 ——ほんとうは、健康志向、添加物が嫌い、あるいは高級品狙いばど、別の理由があるのではないですか。
 いえ、ほとんどの場合は、美味しいからです。

 バターを使用している製品(とくに小規模店などの自家製)は、昔からの配合を引き継いでいることがあり、そういった店を見つけたとき、結果として副材料が少ないシンプルな商品に遭遇する確率は、高くなります。
 いっぽう、いろいろな材料を使っていて、バターが少なめのものでも、売値が高額のバウムは存在します。お店の売り出し方や、ブランドの知名度など、さまざまな要因がありますので、お値段と原材料がシンプルかどうかが、一致するとは限りません。

 ——では、材料がシンプルで、バター使用ならば、美味しいのですか。
 昔ながらの水分少なめのバウムを出しているお店もありますし、好みがありますので、必ずしもそうとは言えません。ただ、副材料がたっぷりでバター少なめよりは美味しいものが多いと、個人的には考えています。

 ——市販バウムではだめですか。
 美味しいものもあるはずです。いろいろなバウムの実食体験をSNSで掲載している人も、多くいらっしゃいます。ただ、当サイトでは、できるだけバターの商品を重視しています。こういうサイトがあってもいいと思い、つづけています。

 ——おすすめバウムを教えてください。
 正式公開後、いろいろな情報を少しずつ出していきますので、よろしくお願いします。

(正式公開前とはいえ、Googleがもう検索に反映させているようですので、できるだけ早く内容を充実させるようにがんばります。ぜひ、応援よろしくお願いします)


なかなか遠出も難しくなったご時世ですが、落ちついてきたら、普段は電話やメールなどでお世話になっている洋菓子店さんの訪問をしたいと思っています。交通費などに使わせてください。