ウィン

何者にもなれなかった、けれども日々を生きてる。ハレノヒもいいけれど日常が好き。

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選考委員でもなんでもない一般ピープル(ぼく)はどの作品を選ぶ?──第171回直木賞候補作品(2024年上半期)5作を読んでみた

 第171回(2024年上半期)直木賞の候補作が6月13日に発表された。選考委員会は7月17日に都内某所で行われるという。  直木賞は読書界隈における夏のお祭りといっても過言ではないだろう。なぜならば純文学を対象としている芥川賞と比べると、ぼくのような一般ピープルでも読みやすい大衆小説が対象だからだ。これまでに読書を楽しんだことがなくても、同賞の受賞作なら──作風の好き嫌いはあれど──手にとったときに間違いは起こりにくい。  受賞した作品はそもそも売れているだろうけれども

    • ぼくが書店員なら選ぶのは──2024年本屋大賞ノミネート作品10作を読んでみた

       箸にも棒にもかからない作品なんてひとつもなかった。ここまで来ると好みの問題だ。ラーメンなのかカレーなのかあるいはパスタなのか。どれも人気はあるけれども、人それぞれ好みは異なる。それと同じだ。  2024年本屋大賞にノミネートされた10作をすべて読んだ。読んだ順番は「成瀬は天下を取りにいく」「君が手にするはずだった黄金について」「リカバリー・カバヒコ」「放課後ミステリクラブ」「星を編む」「スピノザの診察室」「存在のすべてを」「水車小屋のネネ」「黄色い家」「レーエンデ国物語」

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