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#6 机上演習の確認事項とファシリテーター

さて今回はまず、机上演習の実施日までに準備し、確認しておくリストを提示します。

  • 机上演習の目的・目標は明確か?(これが明確でないと参加者は迷子になります)

  • 参加者のリストは?(出席できることを確認しておく)

  • 実施日までの通知メールは?(3ヶ月前、1ヶ月前、演習実施の3日前に参加者に配信)

  • 演習のシナリオと質問のセットは?(パワーポイントなどで作成しておく)

  • 演習の結果や参加者の意見を集約するテンプレートは作成したか?

  • 演習を実施するスペースは確保したか?(zoomでも実施は可能)

  • ファシリテーターは演習の進行をスムーズにするためにリハーサルを行うこと

机上演習を成功させるには、上に述べたファシリテーターが重要な役割を果たします。円滑な進行と有意義な学びを提供するために、適切なスキルと知識を持ったファシリテーターの選任が重要です(といっても外部の専門家は必要ありません。場数を踏めば社内の人でもスキルは身に付けられます)。ひとまず、「ファシリテーター」はどのような役割を果たすのか、ChatGPTに確認しておきましょう。

Question:ファシリテーターは、机上演習(Tabletop Exercise)の進行においてどのような役割を担えばよいですか?

Answer by ChatGPT
ファシリテーターは、机上演習(Tabletop Exercise)の進行において重要な役割を果たします。彼らの主な役割は、参加者がシナリオに基づいてシミュレーションを行う際に円滑な進行をサポートすることです。以下に、ファシリテーターの役割と責任のいくつかを示します:

  1. シナリオの説明と導入: ファシリテーターは、参加者にシナリオや目標を明確に説明し、演習の目的を理解させます。参加者がどのような状況にあるのかを把握し、演習のコンテキストを提供します。

  2. 進行管理: ファシリテーターは、演習の進行を管理し、スケジュールを守る役割を果たします。各フェーズやステップが適切なタイミングで進行されるように注意を払います。

  3. 参加者の誘導: 参加者がシナリオに基づいて行動する際に、ファシリテーターは適切な方向に導きます。彼らがシナリオに応じた意思決定を行えるように支援し、適切なアクションを促します。

  4. ディスカッションの促進: ファシリテーターは、参加者間の有意義なディスカッションを促進します。これにより、異なる視点やアイディアが共有され、チーム全体での理解が深まります。

  5. 課題の特定と解決策の検討: 演習中に生じる可能性のある課題や問題を特定し、参加者と共に解決策を検討します。ファシリテーターは、議論を導き、意見の集約を支援し、最適なアプローチを見つける手助けをします。

  6. フィードバックの提供: 演習の終了後、ファシリテーターは参加者にフィードバックを提供します。演習全体の評価や参加者のパフォーマンスについて振り返り、改善点や強化点を示します。

  7. 緊急時の対応: 万が一の緊急事態が発生した場合、ファシリテーターは適切な対応を指示し、参加者の安全と円滑な演習の継続を確保します。【筆者検証済み】


少しコメントを付け加えます。「3. 参加者の誘導」とありますが、机上演習はあちこち動き回るわけではなく、あくまで机上で行うものです。ここでは参加者の意見や議論が脱線しないように、言葉で起動修正してあげる、ぐらいの意味です。

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