見出し画像

#4 マルチハザードBCPの危機対応チーム

Question:中小企業のBCPにおいて、危機対応チームがいかなるインシデントにも対処できる力を発揮するには、どのような役割で構成すればよいですか。
Answer by ChatGPT
中小企業のBCPにおいて、危機対応チームは重要な役割を果たします。以下に、危機対応チームを構成するための役割の一般的な例をいくつか挙げます。

  1. リーダー/チームリーダー
    危機対応チームのリーダーは、チームの指揮を執り、全体の計画と戦略の立案、実行を担当します。リーダーは状況を把握し、他のメンバーを統括し、必要な決定を迅速かつ効果的に行います。

  2. コミュニケーション担当者
    危機対応チームは、内外の関係者との適切なコミュニケーションを確保する必要があります。コミュニケーション担当者は、メディア、社内従業員、顧客、パートナーなどの関係者とのコミュニケーションを担当し、情報の伝達と調整を行います。

  3. 技術/システム担当者
    多くの中小企業は技術とシステムに頼ってビジネスを行っています。危機発生時には、技術やシステムの問題が発生する可能性があります。技術/システム担当者は、システムの復旧や修復、データのバックアップやリストアなど、関連する技術的な問題に対処する役割を担当します。

  4. 人事/労働力管理担当者
    危機発生時には、労働力や人事関連の問題が発生することがあります。人事/労働力管理担当者は、従業員の安全と福利厚生の確保、労働力の管理、人事政策の適用など、人的資源に関する課題に対処します。

  5. 物流/供給担当者
    物流と供給チェーンは、多くの企業にとって重要な要素です。危機発生時には、物流や供給に関する問題が発生する可能性があります。物流/供給担当者は、在庫管理、配送、サプライヤーとの連絡調整など、物流と供給に関連する問題を管理します。

これらは一般的な例であり、企業の業種やニーズに応じて、危機対応チームの構成は異なる場合もあります。重要なのは、各メンバーが役割と責任を明確にし、協力して危機に対処するための包括的な計画を作成することです。【概ねOK:筆者検証済み】


企業のBCPにおける危機管理体制のあり方は、事業継続ガイドライン等でも厳密には定義されていません。企業それぞれに望ましいチームを作成すればよいのです。マルチハザードBCPにおいては、ChatGPTが上記のような危機対応チームの例を提示しています。よくぞここまで書いてくれた!と思えるほど、中小企業BCPにとっては大いに参考になる内容です。

因みに筆者は、米国で考案されたICSと呼ばれる現場指揮システム(下記5つの機能を参照)をマルチハザードBCPの危機対応チームのモデルとして推奨しており、すでに道の駅本部のBCPなどに導入実績があります。上記のChatGPTのアウトプットがICSの機能と矛盾するものでないことは、言うまでもありません。

  • 指揮命令(コマンド)

  • 情報収集と計画立案

  • 現場対応(オペレーション)

  • 後方支援(ロジスティクス)

  • 財務と総務

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?