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B2B Marketing Hack 展示会マーケティングまとめ

こちらのNoteでは、B2B Marketing Hackブログで過去に公開していた、イベントマーケティング、展示会マーケティングに関連する4つのブログ(現在、ブログでは非公開)をまとめたNoteになります。

今後、B2Bで展示会を検討される方、または展示会でのMROIを改善されたい方の役に立つヒントが少しでもあればと考えます。


Blog1.展示会というストリートファイトへようこそ

展示会、B2Bマーケティングの分野で最もハイリスクな施策だと考えています。なぜなら、出展にかかるコストは膨大ですよね。出展する展示会を誤ると、来場者の属性もわからないまま、ストリートファイトを繰り広げる結果となる恐れがあるからです。では、展示会への出展を検討する際のポイントは何でしょうか?

■そもそも展示会とは?

IT業界に限らず、B2Bのあらゆる分野で展示会が開催されています。展示会の主催者が、大きな箱を借りて、分野のテーマを決めて、そこに複数のメーカーや販売代理店がブースを出し、新規の顧客や販売店の獲得を目指します。
出展者からすれば、出展費用、ブース装飾、ブース運営にかかる費用などが積み上がり、出展規模にもよるが数千万円を投資するケースもあります。マーケティング費用の観点からだけではなく、準備・運営に他部署の社員を巻き込むこともある為、結構な説明責任が伴います。
そもそも、自社で見込み顧客のリード、リストを充分に持っている場合、自社主催のセミナー等を開催すればよいわけですから、展示会に出展したいという場合の大前提は新たな顧客との接点を求めてということになります。

■展示会=成功が約束された場所ではない

展示会の出展を検討する場合、主催者側から様々な説明があるかと思います。主催者が説明会を通じて、出展社の成功例を華々しく解説したりします。来場者の規模をやたらと宣伝してきます。しかし、ここで冷静に、客観的に、考えましょう。
私は経験上、展示会の魅力度をいくつかの観点で分析してきました。すべての情報が揃うわけではないので、分析観点は多くあるに越したことはないです。

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