百年後の箒星に祈る

爪割れる日々
つまらないダンス
森の奥遠く獣の遠吠え
行く足だけが遠ざかっていく
飾り立てた薪、まつろわぬ甘露
樹々を伝う涙、戯けては拭う
舐めてみた、飲んでみた、語り継ぐ歌
箒星はまだか
来たとてどうか夢見がちな水面
写したは歌か波立てた蹴り足
そよぐ風に沿ってつまらないダンス
欲しいものは紺碧、得たものは群青
箒星はまだか
空に祈る日々よ

雑文を並べ立ててます。読んでくれてありがとう