見出し画像

鈴木未来の活躍のきっかけ6/6_自己肯定感

鈴木未来がソフトダーツで勝つようになったのは、2014年5月から・・・
それまでは、よくてベスト4や8、ロビン落ちもすることも多かった。
でも今は年間ランキング1位を4年連続5回目・世界一を2年連続とる選手にまでなったのは何故なんだろう?って
ずっと不思議に思いながら生活をしていました。

一番近くで見てきて何がきっかけで強くなり勝ち続けられるようになったのか!を本人の承諾なしに私の主観全開で書いていきます。本人の思い・考えとは全く違う可能性が非常に高いので戯言程度に読んでもらえれば・・・

いろんな要素はもちろんあるけど、「偏り」「期待」「家族」「人柄」「運」「自己肯定感」が大きいかなって勝手に思っています。もちろん本人の努力が一番ですけど、プロの世界で活躍をしたいって思っているなら技術を磨くことは当たり前ということで・・・それ以外の要素って観点でかなり考えていました。


最強にして最高のライフスキル

自己肯定感!
あなたは自己肯定感は高いですか?あなたは自分自身が好きですか?

早速ですが内閣府の調査(平成26年_子ども・若者白書)では自分自身に満足してしている子供は45.8%しかいないんです。諸外国を比べると日本が特に低いことが見て分かりますよね。

画像1

特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html
自己肯定感とは“自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる“
Weblio辞書より

私は私が好き

これってなかなか言えない言葉ですよね。40年弱生きてきていますがミックさん以外で聞いたことがないかもしれない。でも素敵な言葉ですよね。こういうことをさらっと言えるところは本当に尊敬してます。
この自己肯定感の高さが根拠のない自信やなんとかなるでしょの精神につながっているんじゃないかなぁ?

Rt○なのに私は世界チャンピオンになる

ミックさんは大阪でダーツに出会いにプロになるために上京をしてきました。ダーツ関連の会社に就職をして仕事をしながら日々練習をするって今のダーツ業界あるあるの一つですね。
上京したての頃はお世辞にもダーツが上手ではありませんでした。確かRt8程度でした。それでも私は世界チャンピオンになるんだって言っていたんです。どうなったら世界チャンピオンと言われるのかも知らずに……です!
普通に考えたら、ちょっとおかしい人ですよね。スティールダーツもやったことないし、プロで活躍していないし、Rtも1桁だし、そもそもプロ資格も取っていないし……でも、ミックさんは自分が世界チャンピオンになるって信じていたんでしょうね。多分周りの人が全員信じてなかったと思いますが……それでも自分を信じれるくらい自己肯定感が強かったんです。
私は逆にいつも根拠のない不安しかないから羨ましくてしょうがない……

切り替えの速さも自己肯定がなせる技

失敗やミスをしても本当に切り替えが早い!いい意味でも悪い意味でも。
自己肯定感が高い人は、失敗をしても「ミスは誰にでもあるから次回、頑張ろう」と思えるんですって。ミックさんもインタビューでよく「失投したら、忘れる」と言っています。ゼロワンでノーブル・ワンブルをしてもひきづらずに次のラウンドでスローラインに立つ頃には、心の乱れや焦りはなく落ち着いてスローしています。
試合に負けた時でも、自分が悔しい気持ちもあるけども切り替えができるからすぐに勝った相手を称えることができると言ってました。
悔しくて平常心でいられない場合は、落ち着くまで人から物理的に離れるそうです。勝ててない時代から切り替えの早さは変わっていないです。
昔は、「なんでこの人は悔しがらないんだろう?本気でやってるのかなぁ?毎週、プチ旅行を楽しんでるだけか!」って思ってました・・・・・・

自己肯定感を上げることはできるのか?

私は自己肯定感が非常に低く、ミックさんのことが不思議で不思議でしかたありませんでした。だって自分自身のことが好きっていうんですよ!ありえないって思いませんか?
なので昔々に一度だけ本人に「なんでそんなに自分が好きなの?」って聞いたことがあります。
その時の回答が「好きなことをしているからかなぁ?可愛いなと思った服を着るし、欲しいなと感じた物を買うし、好きな物を食べるし、好きな人と好きなことをして遊ぶ。周りの目はそんなに気にならないし、気にしててもしょうがない」ってなことを言ってました。
私には全く理解不能な生き方でしたが、確かに本人は幸せそうに生きています。あなたも一度実践してみてはどうですか?

この記事が参加している募集

すごい選手がいるんです