背水の陣
「やはり、週5日は限界がある・・・」
とは、最近、薄々感じていた。
一本書くだけでもエネルギーが要る。
週5日出勤しながら、一方で書く生活に、最近無理が出てきている気がする。
きっかけの一つは、案件の数。
多少の無茶をしてでも書きたい展覧会が最近特に多い。
イベントの開催に合わせて書くのは、逆に言うと夏に仕事の谷間が来てしまう。
が、展覧会とは関係ない、独立したコラムを集中的に書ける時期、とも言えるのではないか。
先日の「シダネルとマルタン」だけではない。4月のモディリアーニも行く予定だし、書きたいとも思っている。
勤務は、ある程度まとまった収入を保証してくれるし、スケジュールにメリハリが出る利点もある。
でも、週に5日も時間を割くのはそろそろ限界かもしれない。というより、書く仕事より優先できるか、と聞かれれば迷わずノーと答える。
より良い給料を貰えるとしても、どこの会社でどんな仕事に就こうと、きっと私の中で最優先の対象にはならないのではないか。
いきなり辞めるつもりはないが、少し考える時期に来ているのかもしれない。
勤務日を減らすことは、私にとっては、きっと背水の陣をしくことと同義だろう。
後になるほど、やりにくくなるのではないか、とも思う。
どうするか。
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