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全国通訳案内士試験

2023年の1年間かけて通訳案内士試験の勉強に取り組んだので、振り返りも含めてnoteに残しておこうと思う。

語学系では唯一の国家資格である全国通訳案内士。
元々歴史が好きなのと、外国人と異文化について話すのが楽しかったので、試験勉強自体は苦じゃなかった。でも、広大な出題範囲や免除科目を利用するかなど、計画的に進めていく必要があった。具体的なスケジュールや使用した参考書をまとめてみる。


年間スケジュール

12月 語学勉強開始
1月     文法復習
2月   文法演習
3月   公式問題集
4月     TOEIC受験
5月     歴史ノートまとめ
6月     地理ノートまとめ
7月     一般常識 通訳案内の実務
8月     一次試験
9月     通訳問題
10月   プレゼン問題
11月 演習
12月 二次試験


語学

受験科目の5つのうち歴史、地理、語学については他の資格で要件を満たせば免除になる。私の場合は英語試験の免除要件であるTOEIC900点を目指すことに。TOEICの有効期限は2年間。今年通訳案内士試験に落ちても、来年も免除になるよう逆算し、4月にTOEIC受験をすることに。自分の弱みである文法に特化した勉強を12月に始める。

日本の難しい文法用語が苦手なので、解説も英語だけど例文が多くニュアンスが掴みやすいこちらの本から着手

TOEICに特化した文法書で1000本ノック

本番を想定して時間を計りながら演習

歴史

時代の流れがストーリーで解説されているので、非常に読みやすい

試験の出題傾向を踏まえながら、時代ごとにノートをまとめていく

苦手な文化財や歌人名などを補強

地理

白地図に地名や地産品などを書き込んでいく

都道府県ごとにノートまとめ

二次試験

この二冊を一周ずつして、プレゼン問題は丸暗記ではなく自分の言いやすい表現にまとめなおした

まとめ

特にスクールなどには通わず、基本独学。

ちなみにノートはiPadで全てデジタル化。仏像や絵画などの画像も貼り付けて、視覚的にも覚えやすいように。温泉や文豪などの名前はフラッシュカード機能で暗記した。

二次試験対策には、Chat GPTをフル活用して添削したものを、オンライン英会話でアウトプット練習。

ブラタモリや歴史番組なども息抜きに見つつ、少しずつ勉強を進めていった。

教養や英語力が磨かれたのはもちろん、何より学習習慣が身についたのは大きな収穫だった。


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