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風前の灯火

こんにちは、こんばんは、命は儚いですね。

仕事から帰ってきたら母が真剣な顔をして電話をしていた。

「はい」「はい」とトーンは低く何かを真剣に聞いている。

私には闘病中の兄が居る。

肝硬変で腹水を何度か抜いている。

初めて病院から呼び出されたのは去年の3月だったか6月だったか

余命宣告ともとれる内容だった。

明日かもしれないし数年後かもしれません。

ただ回復の見込みはありませんと。

それから1年以上入退院を繰り返しながら生き長らえていた。

医者が言うには何故生きていて通院が出来るのか分からないと兄が言っていた。

そんな兄ですが、今回は主治医から呼吸が止まったり心臓が止まったとき対処をどうするかの相談の電話があった。

もし心臓マッサージを試みても回復の見込みはありません。もしかしたら肋骨を折ってしまったり傷つけてしまうかましれません。

戻ってきても、もって数時間だと言っていたので

安らかに逝けるようにと伝えた。

母が先に電話に出ていたことで覚悟ができていたので、狼狽することなく話が聞けた。

その後に、母の姉にあたる叔母に電話をした。

そしたら叔母さんは肋骨を折っており旦那さんの弟さんが日曜日まで持てば良いぐらいの状態だと聞かされた。

それでも埼玉から山梨に駆け付けてくれそうな感じはした。

肋骨が折れてなくて身内が危篤じゃなかったら来てくれただろう。

父が亡くなるときも毎週のように通ってくれた。

とても良くしてくれる叔母さんだった。

その後葬式の話や段取りの話をし始めてる。

子供の火葬には親が立ち会えないとか新事実は出てくるし予習の出来ることじゃないので大変です。

コロナ禍の影響で家族葬をすることで落ち着きそうです。

好きに生き、好きに酒を飲み、好きに夕バコを吸ってきたので自分的には悔いの無い人生を送ってきたんじゃないかなと思います。

皆さんも急に起こりうる事なので少しでも準備しておくことをお勧めします。


サポートされる日が、きっと来ると信じてる。