【花粉症】試して良かったアレロック。
数日前から、くしゃみが止まらない。
サラサラの鼻水と一緒に猛烈な鼻のむずむず、くしゃみが絶え間なく襲ってくる。
特に喘息の発作と被る朝方が症状がひどく、朝はほぼ気道が塞がって呼吸困難。いても経っても居られず定期通院の精神科の後に駆け込むように内科へ。
「もう眠くなっても何でもいい、この症状を抑える薬ください。」
藁にも縋る思いで主治医に訴えると、喉を見て一言
「こりゃー酷いアレルギー反応ですね、多分時期的にブタクサの花粉症です。」
■花粉症とは無縁だった一昨年、変化があった去年
そもそも、私は花粉症とは無縁の生活を一昨年まで送っていました。
スギ花粉に呻く母親を横に見つつ、自分自身は何ともない。
それに変化が起きたのが去年で、何か秋ごろに鼻がちょっぴりむずむず。
内科へ行ってフェキソフェナジンを貰い、それでアレルギー反応はちゃんと収まっていました。
それが今年はフェキソフェナジンが全く効かない、飲んでも焼け石に水という感じで大して症状に差が見られない。
去年の時点で、私の体にはアレルゲンとして秋の花粉が蓄積していたんでしょう。それが今年大爆発したようなのです。
■今年もらったのは「アレロック」
んで、内科へ飛び込んだ結果診断は「重度の花粉症」
先生に聞いたら重度の花粉にフェキソフェナジン、所謂アレグラは太刀打ちできないぐらい効果が低いらしいです。
勿論アレグラにも良いところはあるのです、効果が低い代わりに眠くなりにくく運転をする方にも安心して処方できるとてもありがたいお薬。
ただ、もうここまで重症化するとフェキソフェナジン如きではどうにもならないから、と新たなお薬をもらいました。
オロパタジン塩酸塩、製品名は「アレロック」
現状花粉症に出せる薬で最も効果が高い部類に入るのがアレロックだそうです。
ただ効果が強い分、人によっては強い眠気を伴うのが特徴。
まあ抗アレルギー薬ですからね、眠気の副作用はつきものですが主治医が言うに「無理な人は5mgだと支障きたすから僕の奥さんは半錠で飲んでるよ」との事。
添付文書ではこれを飲んでいる間は運転不可、集中する精密作業もできません。
私は特に運転などもしないので、ちょっとでもよくなるなら・・・!と薬を毟り取って速攻家に帰りました。
でも内心思っていたのです、眠くなるってどのくらいなんだろう。
鬱が酷くなるレベルだったらすごく嫌だけど、これを放っておくわけにもいかない。
恐る恐る、家に帰ってお昼を食べてから飲んでみました。
■結果、凄く効いたし思ったより眠くない。
飲んですぐ、効果は眠気より先に現れました。
鼻が全くムズつかないのです、あんだけ連発してたくしゃみもスーッと引いていきます。
鼻の奥のずんと重い感じ、頭痛も消失。
まるで羽が生えたかのような体の軽さに「す、すげー!」と感動したのを覚えています。
試しに窓を全開にしてみても、結果は変わらず。
この日は雨だったので飛散量が少なかったのもあるでしょうが、それでも今朝までぐじゅぐじゅだった顔はすっきりと憑き物が取れたようにむくみが取れていました。
そして危惧していた眠気の副作用、何と私は微塵も感じませんでした。
というか、多分多少は眠気があるんでしょうが症状が出ている時の重怠いあの辛すぎる感覚が取れたので全く眠気の副作用を辛く感じません。
人によっては昼間ふらふらする事もあるそうなので、結果メリットのみを享受しデメリットを感じない最高の結果となりました。
・・・あと私は躁の時ジプレキサを飲むのですが、ジプレキサのあの強烈な眠気を味わった後にアレロックの眠気を浴びても屁でもねえという感じでした。ジプレキサが眠すぎるからあれぐらいの勢いで来るのかと身構えてましたが精神と内科の薬じゃそりゃ眠気の出方は違いますよね・・・。
■モーニングアタックは完全になくなるわけじゃない
そして無事今晩はぐっすりと眠れて、起床時も「喘息とアレルギーが大暴れで呼吸困難」みたいな悲惨な事態が大幅に改善。
ただ、モーニングアタックが完全に消えたわけではなくやはり起きたばかりの時は多少のくしゃみ、鼻水は出ます。
それでも現在、noteを書いている起床後1時間の現状ではもう症状が引き始めています。
何もなし状態のあの終わることないエンドレスくしゃみ鼻水祭りに比べたらもう全然マシです。ありがとうアレロック。ありがとう主治医。
■総評
結果、私にはぴったりのお薬で、なおかつ私は今年の秋をもって花粉症になってしまったことがこれで明確に判明致しました。
次回の内科再診でアレルギー検査を受ける事になり、結果を見るのが少し怖いです。
あれもこれもアレルゲンになってたら・・・と怯える日々ですが、でもまあ蓋を開けてみないと対策もできませんのでね。
血液検査だけでちゃちゃっとやってくれるそうなので、40項目程度の簡易検査を受けてくることにしました。
結果が分かれば対策も出来るし、何よりアレロックが付いててくれると思えば本当に心が軽い。
心なしか双極の鬱もしんどさが2割減になった気がします、そりゃ鬱に加えてこんなクソデカアレルギーのデバフ常時食らってたらしんどいわ・・・。
内科の主治医からは「もっと我慢せず早く来てね」とのこと。
やせ我慢してしまうのは私の悪い癖、本当に重篤化する前に行っておけばよかったです。反省。
2024/09/28 Az
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?