焦らずじっくり、一つづつ。

鬱と生理とアレルギー性鼻炎で苦しんだ今週。
鬱単体でもキツいのに、やはり色々とキツい体調不良が被るとしんどいものです。

ただ、これまでの経験上「焦らずじっくり、一つづつ」体調不良を解消していかないと逆に自分が辛いのを嫌というほど体感しているので、先週から今週までは本当にゆっくりと不調の原因を見定めて乗り切る事を心がけました。

一気に全部良くなるなんて魔法の薬は存在しなくて、大体の体調不良はリンクして付いてきますから焦ると「いつまでも治らない！」と悲観的になりがちなんですよね。

まず、生理。
これはもう仕方がないです、時が過ぎ去るのを待つしかない。
私はファボワールという低用量ピルを服用しているため、これ単体でも生理の程度は軽減されているはずなんです。

PMSも併発している私にとって、焦りは本当に禁物。
焦った途端にイライラが爆発してしまいますから、冷静に「今は寝てればいいや」とある種の開き直りでぐーぐー寝まくりました。

そして現在、無事休薬期間は終わりピルの服用を再開。
出血も大分収まってきて、これなら明日には問題なく生理は終わるでしょう。
出血が引くにつれて脱水による不調も軽減、今は大分楽に過ごせています。

次に、アレルギー性鼻炎。
この時期は寒暖差もあり気管支が過敏に反応します、これもまた仕方がない事の一つ。

私の場合は喘息も併発していますから、アレルギーの発作は喘息のトリガーにもなります。
苦しい時期ですが、これも１年中延々続く訳じゃありません。

喘息の発作は大抵の場合は吸入薬２種併用で１０分以内には落ち着きます、発作が出ても焦らず薬を服用すればいいのです。
いつか症状の波は季節に合わせた体の適応と共に落ち着きます、今は急に冷え込んだり昼は暑かったりで体が参っているのでしょう。

鬱の時は余計に適応に時間を要することもありますから、これも焦らずゆっくり。なんでこんな辛いんだ！なんて泣き言を言ったって誰も助けてくれません。自分を助けられるのは自分だけなのです。

生理の落ち着きと共に段々と体も楽になり、アレルギーの出方も初日に比べれば大分落ち着いた感じ。
１週間様子を見て、もしそれでも辛いようなら今貰っているアレグラではなくアレロックなどの少し強めの薬に切り替えてもいいかもしれません。

最後に、鬱。
これは多分上に挙げた２つの不調が上乗せされて余計に辛く感じている感覚があります。メンタル自体はそこまで落ち込んでいるわけじゃなく、単純に不調要因が複数個被ったから辛いだけ。

なので、これも時間経過と共に落ち着いてくると思います。
鬱の時は「これがいつまでも終わらないんじゃないか」とか思ってしまいがちですが、そんなわけがありません。双極性障害なのですからいずれ寛解したり、軽躁が来たりして今の苦しさからはいつか抜け出せるのです。

勿論軽躁は放っておいたらダメですけどね、大抵この時期は過去の日記を振り返っても軽躁に大きく振る事は少ないです。だから過度に心配することなく波が過ぎ去るのを待てばOK。

･･･まあ、言ってる本人がこの心境、境地に至れたのはごく最近の事なので苦しいと言えばそりゃ苦しいんですが、これだけは言えます。終わらない鬱なんてものは双極性障害には存在しません。絶対どっかで上がります。

こんな感じで、ある種の「諦め」が体感する苦痛を和らげてくれることもあります。
何もかもすぐよくならなきゃ！なんて思わなくて良いんです。
誰に何と言われても、自分のペースは徹底的に守る。
これが不調を乗り切る一つのカギになります。

結果、生理は引いていきアレルギー諸症状も落ち着きを見せつつあります。
今日の体調は先週に比べりゃ屁でもないです、なんていったってnoteを書く余裕がありますからね(笑)

こうやって「焦らなくても時間の経過でどうにかなる」の感覚を体に染みつかせておくと不調がバンバン被ってもどこか冷静でいられます。

本当に一つづつ、原因を探って対処していく。
対処しきれない事はもう丸投げして、とりあえず寝てりゃ時間は過ぎます。
睡眠は何よりの特効薬、眠る事は何しろ無料ですからね！

何もしない事は双極性障害においては時に必要です、１年中症状を抑えてフルパワーで動こうなんて思ってるとこういう時に凹んでしまいます。
程よく波を乗りこなし、時には素直に潰れてグースカ寝まくる。
嗚呼、鬱に負けて寝てしまった。なんて思わなくていいのです。素直に体が重怠いなら重力に従って寝ちゃいましょう。

誰に何と言われても、自分を守れるのは自分だけ。
私もしんどいですが、しんどいのは一人だけじゃない。
全国で、世界で、双極性障害を持つ方々はこの苦しみと日々戦っています。
己を鼓舞する事も大事ですが、本当にダメな時は素直に潰れるのもそれはそれで気が楽になりますよ。

2024/09/25　Az