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【2024/04/02】100均毛糸でアラン模様のミトンを編む

あー、アランやりたい。
そんなぼんやり感で始めたミトン、思ったより時間がかかってしまった。

参考書籍は日本ヴォーグ社 「増補改訂版 アラン模様110」
「ダイヤとツリーのミトン」の編み図を参照して編んでみました。

使用毛糸はごしょう産業さんの「ほんわかひつじちゃん col.20」
所謂100均毛糸ですね、キャンドゥとかセリア系列で売っている秋冬毛糸になります。

作り目は48からスタート、作り目からゴム編みまでの指定号数は1号でしたが横着して4号で編んじゃいました。

まあゴム編み部分までは問題なく終わり、肝心の増し目をしつつの模様編みへ。これがまあ何とも苦労しまして。

何しろ交差編みは交差方向間違えると全く模様が浮き上がってこない上に10段ぐらい編まないと全体の模様が見渡せないので、何もわからないまま延々とあってるのかわからない交差編みを続けるターンが続き・・・。

発狂しそうな精神をどうにか奮い立たせて、必死に編み図とにらめっこしながら編んでいきました。

そして数段編んだところ、ここに来てようやく模様の浮き上がりが視認できました。思ったよりいい感じかも。

ただ慣れない交差編みで手は変なところに力が入ってビキビキに、休憩を挟みつつ何日もかけて編み進めていきます。

ある程度編めたところで手に装着、サイズ感は問題なさそうなので指孔部分を別糸で編み、後から指を付けるポケットを確保しておきます。

んで、また延々と模様編み。
目数がずれると模様もずれるので時々確認しながらじわじわと編む、を徹底してゆっくり進めていきます。

でも思ったより形になってて、モチベーションはかなり上がりました。
時間は掛かりましたが編んでるうちに交差編みの方向も理解が進み、後半は前半の倍ぐらいのスピードで編めた気がします。

拙いものですが、模様もそこまで大きなズレもなく順調に進行。
先で減らし目をして綴じたら、後は指を付けるだけで編み図を読み違えなければ初めての私でもかなり簡単に編めました。要は根気ですね。

ニットプロのZingシリーズで編みましたが、100均の糸でもするする滑るのでギシギシ感もなく非常にスムース。
安糸で編むなら金属針はかなりオススメです。

1個出来上がってしまえばもうあとは流れ作業、どんなに時間がかかっても編んでやる!!と決めていたので2個目はあっという間に終わってしまいました。

んで、2か月ぐらいかかってようやく完成。
模様もきれいに浮き上がってなかなかいい感じ。

こちらは母にプレゼントしました、来年の冬はこれで通勤時冷える手をあっためてもらおうかなと。

本当は冬中に編みたかったんだけど、まあしゃーない。
ひとまず投げ出さずに取り組めた、ということで良しとします。

しかし今回使った毛糸はちょうど4玉、ざっと400円でこんだけ楽しめるなら100均毛糸もなかなか凄いもんですねえ。
定期的に100均通いするのが日課になっちゃいそうです、今は夏糸とかも充実してるのかな・・・。

ちなみに今は同じく100均毛糸の「ひつじちゃんナチュラル」で靴下編んでます。

使用号数は久々の1号、すっごいちまちま進んでる感じです。
果たしてどのくらいで編み上がるのか全く未知数ですが、交差編みで疲れた頭にはメリヤス編みだけの時間が有難いです。凄いリラックスできる。

またシャキッとしてきたらアラン次回作を編んでみてもいいかもしれません。暫くは靴下編んで、頭を休めておくことにします。



2024/04/02 Az

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