もっと自分をさらけ出せよっ！

たまに話していて「もっと自分をさらけ出せよ！」と思う人がいる。

わざと媚を売ったり、わざとぶりっ子を演じたりするような人のことである。

わざと偽りの自分を演じて何になるのだろうか。

疲れないのだろうか。

今は若くて可愛いからそういう自分を演じても受け入れてくれる人はたくさんいると思う。

だけどそのままわざと演じることを続けていたら、いずれ辛くなるのは自分のはずだ。

自分で自分の首を少しずつ絞め続けているのに気づいていないのだろうか。

それにありのままの自分をさらけ出せない人と付き合っても後々大変になるだけだ。

自分の好きな人に、ありのままの自分を好きになってもらえないことが一番悲しいのではないだろうか。

そして、そういうひとに限ってありのままの自分を自分自身が好きになれていないのだ。

だから隠す。

偽りの自分を演じ続ける。

「わざと」というのは相手に伝わるのだ。

媚を売ったり、ぶりっ子をしたりする人が、「わざと」なのか「素」なのかは誰でも分かる。

だから、わざとそういう自分を演じている人に言いたい！

「もっと自分をさらけ出せよ！」

「もっと自分の黒い部分とかぶつけてみろよ！」

そういうのをさらけ出したところで世界が変わるわけないし、周りのひとはそこまであなたに興味がない。

それをさらけ出して離れていく人がいたとしたら、それは本当にあなたのことが好きだった人ではないのだから、そんな人こっちから絶てばいいのだ。

もっともっと、心と心をぶつけて生きていこう！

その方が人生何倍も楽しい！