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今更イース8レビュー。6年前のゲームだけどどうなん?

はじめましての方ははじめまして!
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
というかこの投稿が一本目なので、今年からよろしくお願いします、でしょうか。

新たに2023年も迎えて、活動もグレードアップして行こうとしてる中、年末のSteamセールで買ってしまったこのイース8のせいで年始休みと初週全部潰しました、社会人Vtuberの東和正です。

タイトル画面。正直このゲームは主人公のアドルより、この女の子、ダーナちゃんの話でした。
まあタイトルからして、「Lacrimosa of DANA」ですしね。

先程クリアしたのですが、これで
「あ~面白かった!」
で済ませたら自分の中だけで終わってしまいもったいないので、発売が6年前と少し古いゲームということもあり、簡単にレビューしよかなと思います。

以下、Steam版、高品質テクスチャパック適応、難易度ハードでのレビューです。ご承知おきください。

結論

まずざっくりした結論から。
僕的ゲームTierランキングではAランク、十分にオススメできる良作です。
ちなみに同じARPGのジャンルだと、NieR:Automata、BotWあたりがSランクにいます。

超オススメ!
という程ではないが、発売から6年後の今でもかなりの良作にカテゴライズできます。
グラフィック面は、高品質テクスチャパックを適応していても今の最新ゲームにはやはり見劣りしてしまいますが、それでもアクションRPGとしてのクオリティが全体的に非常に高いです。6年前なら文句なく神ゲーだったでしょう。
特にストーリーと、メインヒロインであるダーナの魅力が相当なものなので、和製RPGやアクションRPG好きならプレイして損ありません!

作品概要

この先、公式サイトに乗ってる情報レベルに留めるようにしますが、ストーリーなどにも軽く触れるので、完全ネタバレ0でやりたい!という方はご注意を。

本作はイースシリーズの8作目。前作との繋がりはあるものの、DQFFあたりと同じく単品で完結しているので、シリーズ初めてでも全く問題なし。

ストーリー

世界中を旅する冒険家アドル・クリスティンは、相棒のドギと共に大型客船ロンバルディア号で船旅を送っていた。しかし、船が謎の巨大な海洋生物に襲われて沈没し、呪われた島と呼ばれる無人島「セイレン島」に漂着してしまう。

そこは、太古に滅びたはずの巨大で狂暴な獣「古代種」が徘徊する危険地帯だった。他の漂着者を見つけて島から脱出するため、アドルは同じく島へ流れ着いた漂流者と共に、当面の生活の場となる「漂流村」を設立。そこを拠点として島の調査を行うことになる。

それ以来、アドルは眠りにつく度に奇妙な夢を見るようになる。その内容は「ダーナ」という名の女性が「エタニア王国」の巫女となり、人々を導く……というものだった。その夢は次第に鮮明になり、やがてアドルとダーナは意識と記憶を共有できるようになる。

そして、島の調査を続けた先、アドルたちが見たものは、悠久の時を経て遺跡と化したエタニア王国の建物と、奉られていた大樹の根本で夢と変わらぬ若さのまま眠り続けていたダーナその人だった。

wikipediaより。昔は出典にwikipedia書いて怒られましたが、ここでは誰も文句言うまい。

価格

2740円(Steamウィンターセール)
今見たら定価の6090円でした。なにがしかのセール待ってもいいかも。

クリア時間

37時間
Falcom公式のプレイ時間想定50~60時間って記事見たけど、さすがにそこまではかからないはず。

良かったところ

まずストーリー
序盤は無人島での冒険・探索がメインなのでストーリー的な面白さは薄いんですけど、中盤のダーナが操作できるようになるあたりから、
「これアドルとダーナはどういう繋がりなんだ?」
「アドルとダーナ、同じ島っぽいけど、あれ?なんか…」

みたいに色々気になる謎が出てきて、尻上がり的に面白くなっていきます。
そこからかなり引き込まれまして、僕は3日で20時間弱やって一気にクリアしちゃいました。

世界観の構築もかなり良くて、設定や雰囲気が秀逸です。
まずそもそも無人島を冒険していく、という設定からRPGとしての面白さは十分。水没した洞窟や、残された遺跡の探索、海流によって作られる船の墓場など、ワクワクポイント満載。
また、アドルとダーナの物語が交差しはじめる中盤あたり、アドルたちがダーナの住むエタニア王国に行きまして、とある家に入ったときに「あれ?この家…」って具合に何かに気づきます。
その違和感はゲームだという前提で考えている僕にとって自然なことだったので、僕はその発言を聞いて
「あぁ!そういうこと!?うわ、このゲームめっちゃ良く出来てるじゃん!」
ってな具合に設定と伏線に気づいたりして、世界観の構築に感動してました。

キャラクターは魅力的な面々が揃ってます。何人か紹介。
プレイアブル6人中3人でPTを組むため、最終PTはアドル・ダーナ・リコッタに落ち着きましたが、クリア後は残りの面々もちゃんと使ってみたいところ。

ダーナ。このゲームは彼女のための物語。尊い。あと服がエロい。
当時はダーナロスなんて言葉も生まれたらしい。
リコッタ。天真爛漫な野生娘。可愛い。あと服がエロい。
なんせ裸ON肩紐ズレオーバーオール。ちゃんと着なさい!
ヒュンメル。ビジュアルも声も死ぬほどカッコいい。「運び屋」なる設定もカッケェ。
ダーナ加入によって残念ながら最終PTから外れてしまった。

BGMもファルコムクオリティで文句なし!なんなら次作のイース9よりも印象に残っている曲は多いほどです。ラスボス戦やボス戦も良いのですが、個人的にはフィールド曲が最高でした!
下に何曲かオススメリンク置いときます。
先に書きますが、ラスボス曲は入ってません。もちろん最高なのですが、ぜひゲーム内であの激アツ演出と共に聞いてほしい!
グラフィックは見劣りすると前述しましたが、最終戦のグラフィック・演出は圧巻でした。

その他良かった点

  • アクションの爽快さ

  • 無人島を冒険するワクワク感

  • プレイアブルキャラはもちろん、全キャラが魅力的

    • 無人島という設定からのものか、合流したサブキャラクラ―全員との関係が描かれている

  • 5段階という豊富な難易度設定

  • ロードの速さ(Steamですが、PS4でも爆速との噂)

Not for meだったところ

良かったところに対しては通常悪いところだと思いますが、あらゆるコンテンツにおいても、評価で「悪い」という表現は使いたくないので、Not for meだったところとして、いくつか箇条書きにしておきます。
あくまでもNot for meであるだけで、人や捉え方によっては良い点になりえることを念頭に置いてご覧ください。
捉え方の例:ジャストガードが強すぎる→ジャストガードを習得すれば高難易度でもクリアできる。など

  • ジャスト回避に対し、ジャストガードが強すぎる。難易度ハードということもあり、クリア重視だとジャストガードのみの立ち回りになってしまう

  • アドル・ダーナの二人が抜けて強く、心情的にもアドルとダーナを抜けないため、レベル差も相まってパーティ構成が固定されがち

  • 前半のストーリー進行がやや冗長に感じる

  • 釣りが絶妙にメンドイ(やらなくても良いが、釣りの果ての装備が強い)

  • 殲滅戦(敵基地への進行)のスコア計算がおかしく、速く倒してしまうとスコアを稼ぎきれず最高評価を達成できない

以上!イース8レビューでした。
次は配信でもやってたOneshotが最高のゲームすぎたので、それも書く予定。
ではまた

オマケ:個人的に良かったBGM

1位 Iclucian Dance
個人的1位はやはりフィールド曲、中盤~終盤で流れるこのIclucian Danceです。
最初アドルで聞いたときは普通に「良い曲だなぁ~」って感じの印象だったんですけど、ダーナ側で聞くタイミングではストーリーも盛り上がってきていて、もう耳に残る残る。
今もこれループしながら書いてます。

2位 Sunshine Coastline
2位もフィールド曲。もしかしたらイース8で一番有名なのはこの曲かも。かなり序盤の海側のフィールドで流れるBGMで、これを聞きながら無人島の探索を進めるのが大好きでした。

3位 HOPE ALIVE
後半のとあるボスとの戦い。島に関する全ての秘密が明かされてからのボスの驚きの正体、シチュエーションの熱さ、バトルギミックの面白さなども相まって、非常に印象に残っています。
Iclucian Danceもそうでしたけど、シンプルに僕がバイオリン好きというのもあります。


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