心の距離

鳥取の旅行中。

風情のある街があった。

こういうところにくると
詩とか生み出したくなるんやろね、と母に言った。

あなた詩書きそうと言われた。

母とはほとんどたわいもない話しかしない。

私の人生観とか、言葉へのこだわりとか、話したことないのに、核心をついてると思った。

私の本質を見ていると思った。

この、たった一言で。

母に対する、言葉にならない感覚。

この不思議な感覚を残しておきたくて。

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