【芸術の森公園】バラ園を見に行く(2023.5.3)
はじめに
山梨県立美術館と山梨県立文学館がある芸術の森公園は、広い敷地の中にバラ園があります。5月に入りバラが見頃を迎えました。大型連休で観光客や家族連れなど多くの人が訪れていた芸術の森公園ですが、意外に気付かれていないバラ園を訪ねてみました。
バラ園
バラ園は1090平方メートルの広さに48種類およそ1300本のバラが植えられています。美術館の正面を通り過ぎて、中庭の奥にあります。始めから知っていないと気が付かない方も多いので残念です。
美術館のほうからバラ園に来ました。入口にアーチがあります。
分かりにくい場所にありますが、それでも人がけっこういます。画像はなるべく人が入らないように撮影しています。
芸術の森公園には屋外彫刻が15体あって筆者の記事の中でも少しずつ紹介しておりますが、バラ園の中にも彫刻作品があります。クロチェッティ《踊り子》1972、です。真っ赤なバラに囲まれて踊っているようです。
ヴェナンツォ・クロチェッティ(1913年~2003年)はイタリア作家で《踊り子》はクロチェッティが最も得意としたモチーフです。サン・ピエトロ寺院のブロンズ製の5つの扉のうち1つはクロチェッティの制作であり、現代イタリア彫刻界おいて幅広い活躍をつづけました。
周りを円形に囲む真っ赤なバラはヘルムット・コール・ローズというそうです。
バラ園に咲くバラ
ほかのバラたちをいろいろと収めてみました。
まだ少ししか咲いていませんが、プリンセスドモナコ、ビクトルユゴーなど、黄色いのはゴールドバニー、黒真珠は赤黒い色はパンチがあります。
続・バラ園に咲くバラ
4日後ですが、もう一度行く機会があったのでほかの品種も収めました。ただあいにくの天候でした。
スルタン・カブース・ローズは駐日オマーン大使からの寄贈(2021年5月)とありました。
おわりに
バラ園は5月6月と楽しめます。天気が良ければ公園内からは富士山も見えます。芸術鑑賞と併せて公園内の散策をするのもおすすめです。