【釈迦堂遺跡博物館】桃と桜、満開の饗宴(2023.4.1)
はじめに
釈迦堂遺跡博物館の周辺は桃の花と桜が同時に開花し、満開を迎えました。
釈迦堂遺跡博物館周辺は、扇状地の斜面を利用した桃畑が広がっています。例年4月に入りると桃が開花して辺りは濃いピンク色に染まります。今年は開花が早く、すでに博物館敷地内の桜や花桃、また近隣の畑でも色とりどりの桃の花がピークを迎え、桜とともに咲き誇っています。
釈迦堂遺跡博物館は定休日の火曜日も開館して桃の花の見物客を迎えます。
開催中の企画展「Jomon Collection-笛吹市-」は拙稿をご覧ください。
満開の桃と桜
桜も桃も今年は例年よりも1週間以上開花が早く、同時に両方のお花見が楽しめます。
積極的にSNS等で桃の花をPRしているせいでしょうか。花見に訪れる人で駐車場と臨時駐車場にしたイベントスペースは満車となりあふれかえっていました。
駐車場からは、隣の駒沢農園さんの桃の花が見えます。こちらは生産用の桃ですので摘花される花たちです。こちらの農園も開花の時期には見物客を受け入れてくれます。
駒沢農園のおもてなし
隣接する駒沢農園さんは、開花シーズンは家族総出で見物客を受け入れてくれます。
入口に売店があって桃の苗や切り花、草餅、さくら餅なども売っています。「やってるよ、よってけし」という山梨方言で気さくに話かけるようなプレートに好感触です。
入口を始め、お花見として開放されているコースにはところどころ土偶を模ったオブジェがあります。
まずは、園内に点在する土偶たち(?)を見て見ましょう。
第一会場
奥に進むとまずは、花桃と菜の花の饗宴です。
さらに進むと色とりどりの花桃が迎えてくれます。
さらに奥には枝垂れの白い花桃があります。
山の上に向かって広がる栽培用の桃畑を写せさていただきました。
第二会場
「大感謝デー」とあります。歓迎していただきうれしいことです。さきほどのお花見ルートの案内に従い、第二会場へも行ってみました。
第二会場は斜面がだいぶ急です。上っていくかたちで進みます。普段は農園ですし、ところどころ大きな石があるので、足元が悪いところは注意して進みます。
お花見ルートの一番高いところからの見晴らしが素晴らしいです。ちょうど盆地まで見渡せます。
駒沢農園さん、開放ありがとうございました。
釈迦堂上りパーキング
ところで、釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道の下り線の釈迦堂パーキングエリアからは階段で直結ですが、下り線のパーキングエリアからは10分ほど一般道へ出て徒歩で進むことになります。このルートを紹介します。
まず、案内看板とともに釈迦堂遺跡の碑があります。矢印の先は一般道へ出る裏口のフェンス扉があります。
フェンス扉を開けて、一般道へ出ました。周辺はぶどうと桃の畑です。
中央自動車道を渡って反対側へ行きます。
建物が見えてくるので側道に沿って進めば釈迦堂博物館です。ちょうど満開の桜の木がお出迎えです。
おわりに
普段は、土偶や企画展で訪ねている釈迦堂遺跡博物館ですが、花見で訪問したのは初めてでした。
駒沢農園さんも含めて、桃の花と桜を楽しませていただきました。ありがとうございました。
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