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【週刊フラワー】人の評価を求めずにただ、集中して自分のクリエイションをする時間

先週は市場にいけずじまいだったので、リースを作った話を書こうと思います。

だいすきなMag by louiseさんで、夏のリースづくりにいってきました。
なるべく月に1回はいきたいなあと思ってせっせと通っているワークショップです。

以前クリスマスのワークショップで、リースを作り、半年以上部屋に飾っていました。初めは青々としていて、徐々にドライになっていく過程も楽しめます。

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なかなかに気に入っていたのですが、ちょうど日にあたる場所に飾っていたということもあり、そろそろ茶色くなってきたな~という感じでした。

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こう比べてみると、乾燥して葉や枝も痩せていくので、結構印象が違うなあ。

そろそろ新しいものをつくりたいなあ、と思っていたので、ナイスタイミング!という感じでした。
リースというと、クリスマスに玄関にかざるような輪っか状のものを想像する方も多いと思いますが、どんなものを作っても自由です。
mag by louiseさんのサイトにも、「季節の花材を使ってリースを過大解釈して壁飾りを自由に作るワークショップです。」と記載があります。
まさに、絵画や写真のように壁に飾れる壁飾りとして私はとらえています。

今回は夏の花材をつかってのワークショップだったので、どんな素材をつかうのか、かれこれ1か月近くわくわくしていました。(予約は1か月前からなので)

当日。バンクシャーやプロテアなど、THE 夏!といったネイティブフラワーから、ユーカリ、野ばらの実、エリンジューム、ヒバ、アワ、スターチスなどきれいにドライになることでお馴染みの花材たちがそろいます。
その中から自分好みの花材を選び、最低限のつくり方や扱い方を教えていただきながら、本当に何もルールのない中自分のすきなように作っていきます。

大抵の方は一人でいらしていて、皆さん黙々と作業をしています。私も負けじと黙々黙々、ああでもないこうでもない、と置いてみたり壁にかけてみたりして様々な確度から見ながら試行錯誤します。なかなか普段こんなに集中することはないなあ、というぐらい自然に集中して、それがすごく心地の良い時間です。

どうもしっくりこないなと思っていて、行き詰って考えていると、ポン!と頭のどこかから、ここからこういうふうにしたら・・・というアイディアが浮かびます。アイディアが出て来たかと思うと、花材の茎と茎や、実や花と葉同士も反発したり相反する方向にいくことなく、すごくすんなりとおさまったりするんです。それもまたすごく気持ちが良い。

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わたしは自分自身を、まったくクリエイティブではない人間だと思っていて、クリエイティブな人にすごく憧れを抱きます。苦手意識があるものの、実はすごくクリエイティブなことが好きで。人に対してクリエイティブな意見を発することはすごく勇気のいることで(ダサいと思われそう)なかなかできないのですが、こうやって一人でクリエイティブと向き合っていると、少しずつですが自信になっていくのを感じています。(全然実力はまだまだなのですが)

私は年がかなり離れた兄が二人いて、小さい頃は一人遊びが多い子どもでした。その間、一人で黙々と何かをつくることが多く、本当によく一人で絵をかいたり、工作をしたりしていました。その、人の評価を求めずにただ集中して物をつくるような時間は、もう20年位過ごしていなかったような気がします。それが、このワークショップを通じて今、その時間を再び感じられているように思います。

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そして、こういう自由なワークショップだと感じやすいのですが、人のクリエイションって本当に人それぞれで、きれいごとではなくてどれも本当に素晴らしいなと思うんです。
ワークショップが終わって、参加した方の作品に目を向けると、自分が全く思いつかないようなフォルム、サイズ、配置をしていることにすごく驚きます。うわあ!そんな風にその花材を使ったんだ!すごい!面白い!と毎回純粋に驚き、楽しい気持ちになります。
わたしは一つの価値観に物事を押し込めて考えがちだったり、一つの価値観の中で上下を決めて考えやすいところがあるのですが、その私の心に、このことは一石を投じてくれます。
(もちろんプロの世界では、才能や経験などによる、他者から評価されるレベルの差はあるのでしょう。ここで言いたいのは、自由な発想自体は人それぞれ異なり、それぞれが個性的で唯一無二で、素晴らしいと思う、ということです。)

長くなりましたが、今回作成したリースはこちらです。

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実はワークショップ中では完成に至らず・・・帰宅してからグルーガンを使って仕上げました。
そして壁にかざってみたところ、夫に逆重心のほうがいいんじゃない?と言われ、飾ってみるとそちらのほうがしっくりくるという・・・
ここでもまた人のクリエイティビティというか発想に触れました。

↓今我が家のリビングに飾っている様子です。
バンクシャー(黄色いたわしみたいな子)が二本入っているのですが、せっかくのバンクシャー、下の子があまり見えないことと、左上のユーカリが下に覆いかぶさるようになってしまったことが心残り・・・。
練習あるのみ。

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azusa
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