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oh my thoughts

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diary, whatever
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#エッセイ

さようならの態度

飛行機のドアが閉まったというアナウンスのあと、少しずつ機体が動き出す。私は小さな二重窓か…

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あかりをあげましょうか

たのしい夕餉のあと。川の飛び石渡ってみようか、と友達とぷらぷらと歩いて川縁に近づく。夜は…

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結婚相手に何を求めるか

「それで、あなたのだんなさんはいま何をしておられるの」 と、祖母は品良くかつ他人行儀に、…

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祖父の励まし

祖父は田舎の古い家に生まれた。といっても大地主というわけではなく、戦前は多少小作人がいた…

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おかえり

高校の通学には電車を使って1時間半近くかかった。1時間に一本の電車と、30分に一本の電車を…

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甘い!

Uさんから、けっこうややこしい案件、絞りきれていない案件について相談を受けた。なかなかの…

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お店がいつも開いてることが大事ってわけでもないって話

前回の記事とはある意味真逆の話だが、友人の紹介でとある飲み屋にひとりで行った。飲み屋といっても、食べ物は軽いつまみとカレー(でも手作りで野菜中心)しかなく、お茶とおやつの人も楽しめて、昼過ぎから夜までやっているようなお店だ。この枠組みからしてユルい。笑 まあ初めての人は入ってこないような場所にあるので、誰かの紹介?というところからボチボチと話をした。接客!というよりは、友達の友達かあまあ遠いところからよく来たね、という気楽な感じだったが、かといって馴れ馴れしすぎる感じもなか

52年のコーヒー

ホメオパシーをやっているのでコーヒーは基本的にあまり飲まないのだけど、旅行に行った時はそ…

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Y先生のいた町

幼い頃、お医者さんと言えば近所のY先生。こじんまりとした医院で、看護師は先生の奥様だった…

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高い高い木の話

「僕の生まれ育った場所から遠くないところに、レッド・ウッドの森があるんだ。それはすごくす…

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自分の性質に改めて気づくこと

生まれて初めてひとりで温泉旅館に泊まった。はたと気づかされることがあったので書いておこう…

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遠くへ行くことについて

マンションに住む弟夫婦宅に遊びに行った。 次男はまだ一歳半。歩きたい盛りで、言葉はまだ出…

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刀の話

論理的な人は、論破するのが好きなものだ。 ディベートなんていうスポーツもある。 かく言う…

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