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小規模M&Aについてのまとめ

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【スモールM&Aとは】  実はスモールM&Aの定義とは明確な定義は定まっておりません。  ですが、一般的には以下のようなケースがスモールM&Aと呼ばれています。  ・小規模事… もっと読む
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記事一覧

【申請受付中】5次公募 事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用)

◆5次公募 事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用)3月30日から5次公募 事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用)の申請受付が開始されています! ※締め切りは5月12日です。 この補助金は、M&A専門家に対する報酬が補助対象となります。 M&Aで会社や事業を売却、買収したい方は是非、活用ください! ✅5次公募 事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用) ✅M&A支援機関に係る登録制度 M&A支援機関に係る登録制度は、中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築するために設けら

マガジンラインナップのご紹介&みなさまへのお願い

私の記事をまとめたマガジンが10本目を数えましたので、今回はマガジンラインナップの紹介をします! また、巻末には「みなさまへのお願い」も記載しておりますので、最後までご覧いただけますと幸いです。 ✅小規模M&Aについてのまとめ 【スモールM&Aとは】 実はスモールM&Aの定義とは明確な定義は定まっておりません。 ですが、一般的には以下のようなケースがスモールM&Aと呼ばれています。  ・小規模事業、個人事業を対象としたM&A  ・譲渡金額、1億円以下  ・売上高が数千

M&Aにおける独占交渉権とは!?

M&Aにおける独占交渉権についてを解説!M&Aにおける独占交渉権とは、買い手が売り手との交渉を独占できる権利で、独占交渉中、売り手は他の買い手候補との交渉は禁止されます。 まさに読んで字の如くではありますが、独占交渉権ついては、M&A特有の論点もあり、売り手、買い手どちらにも深く理解いただきたい部分です。 今回は、M&Aにおける独占交渉権についてを深堀して解説して行きます。 ✅M&Aにおける独占交渉権とは?冒頭記載したとおり、M&Aにおける独占交渉権とは、買い手が売り手

M&Aスキームとは?

◆M&Aスキームとは?9つの種類を解説M&Aスキームとは、M&Aで活用される手法であり、それを実行する一連のプロセスの事です。 M&Aマッチングサイトの案件情報においては、「譲渡対象」「譲渡形式」等と表示されている部分で、最もポピュラーなM&Aスキームとしては「株式譲渡」や「事業譲渡」があります。 スモールM&Aにおいては、ほぼ全ての案件が「株式譲渡」と「事業譲渡」をM&Aスキームとして実行されています。 しかし、M&Aスキームはこれだけではありません。 他にもM&A

PMI(Post Merger Integration-ポスト・マージャー・インテグレーション)とは?

◆PMI(Post Merger Integration)を解説 今回は「PMI(Post Merger Integration-ポスト・マージャー・インテグレーション)とは?」について、解説します。 PMIの実施は、M&Aプロセスの中でも非常に重要な役割を果たします。 M&Aの成功は、PMI計画策定に尽きると言っても過言ではありません。 特に企業買収を検討されている方には、必ず読んで頂きたい記事です。 PMIは奥が深く、全てを解説すると非常に長くなるため、本記事では

【再投稿】私がスモールM&Aアドバイザーになったわけ

私がスモールM&Aアドバイザーになった理由を再投稿します!お陰様でノートフォロワー2000名になり、事業承継・M&Aのお問い合わせも多数いただけるようになりました。 フォロワー様、いつもスキをくれる方、コメントまで送ってくれる方、いつも弊社記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 事業承継・M&Aのご相談をされる方より、いつもご質問を受けるのですが、「伊藤さんはどうしてスモールM&Aアドバイザーになったの?」と聞かれることが多いため、今回は以前投稿した、「私がスモー

マイクロM&Aで買収しやすい業種3選と買収検討ポイント!

「マイクロM&Aで買収しやすい3つの業種」と「その買収検討ポイント」をM&Aアドバイザー目線から解説 今回は「マイクロM&Aで買収しやすい業種3選と買収検討ポイント!」について、解説します。 マイクロM&AとはスモールM&Aよりもサイズの小さいM&Aの事です。 売買金額も1,000万円以下で取引が成立し、M&Aの規模としては、これから起業したい個人の方にも人気のディールとなっています。 案件によっては、300万円前後で買収できるものもあり、M&Aマッチングサイトでブック

事業承継・引継ぎ支援センター

◆事業承継・引継ぎ支援センターの支援内容「事業承継・引継ぎ支援センター」 は、国が設置する公的相談窓口です。 親族内への承継も、第三者への引継ぎも、中小企業の事業承継に関するあらゆるご相談に対応しています。(HPから引用) 「直でM&Aアドバイザーへ事業承継のご相談をするのはちょっと。。。」と、お考えの方は、公的機関である、「事業承継・引継ぎ支援センター」へご相談することもご検討ください。 HPをご紹介しますので、是非、ご覧ください。 最後までお読みいただき、誠にありが

個人事業の売却!相談先と基礎知識!

◆個人事業を売却したい!その相談先と個人事業売却のための基礎知識について解説今回は「個人事業の売却!相談先と基礎知識!」について、解説します。 あまり知られてませんが、個人事業は売却可能です。 しかし、どこに相談すれば、よいのでしょうか? 答えは、「個人事業の相談も受付可能な、スモールM&Aアドバイザーに相談する」です。 個人事業の売却価額の相場は、100~2,000万円程であり、M&A上、スモールM&AやマイクロM&Aと呼ばれる小規模M&Aに分類されます。 一般の

M&A支援機関登録制度とは?

制度の概要M&A支援機関に係る登録制度は、中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築するために設けられるものです。 また、事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用型)において、M&A支援機関の活用に係る費用(仲介手数料やフィナンシャルアドバイザー費用等に限る。)について、予め登録されたM&A支援機関の提供する支援に係るもののみを補助対象とします。 中小企業庁のHPに制度の概要がありますので、是非ご覧ください! ▼制度の概要の詳細ページ【当社も「M&A支援機関に係る登録制度

スモールM&A案件は事業譲渡が多いのはなぜ?

◆スモールM&A案件は事業譲渡が多い理由について解説 今回は「スモールM&A案件は事業譲渡が多いのはなぜ?」について、解説します。 企業買収を検討するなら、M&Aマッチングサイトへの登録は必須です。 サイトのソート機能で、今回は希望売却価格を「3,000万円以下」に絞りこんでみて下さい。 そうすると、ソートされた登録案件の殆どは、M&Aスキーム(譲渡形態の事)に「事業譲渡」と表示されているでしょう。 M&Aプロセス上、事業譲渡よりも株式譲渡の方が、簡便であり後者を中心

事業承継とは?

◆最近よく目にする事業承継とはいったい何?そんな方に、中小企業庁が運営している、事業承継についてのサイトがあります。 事業承継における基礎的な知識や、どうすれば事業承継ができるのかが掲載されています。 事業承継にご興味のある方は下記リンクをチェックです! 最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 スキやフォロ―をいただけましたら嬉しいです! それではまた次の記事で! ▼詳しいご相談方法はこちら▼作者プロフィールとサイトマップはこちら▼私がスモールM&Aアド

『まんがでわかる オーナー社長のM&A』大山敬義【著】

◆事業承継・M&A おすすめ書籍のご紹介 今回は、大山敬義氏が書かれた『まんがでわかる オーナー社長のM&A』をご紹介します。 M&Aのスキームやプロセスの説明だけではなく、M&A特有の専門用語についてもマンガ形式でわかりやすく解説されているので、最後まで集中して読めるようになっています。 M&Aは結婚に例えられる事がしばしばありますが、まさにそのとおりで、売り手と買い手の相性が、M&Aの成約を左右するといっても過言ではありません。 本書でもM&Aと結婚についてのストー

M&Aにおける偶発債務

◆M&Aにおける偶発債務について解説 今回は「M&Aにおける偶発債務」について、解説します。 M&A上、偶発債務は重要な論点となります。 スモールM&Aにおいては、譲渡企業の純資産(時価純資産)を元に企業価値を算定し、そこに営業権を足して、取引価額を決定するのが一般的ですが、偶発債務はB/S(貸借対照表)上、負債として計上されていません。 譲渡企業の純資産は時価で評価するので、偶発債務は純資産のマイナスとして計上する必要があります。 しかし、偶発債務に気づかないと、企