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買い付けデータ:フィンランド

本題を始める前に、フィンランド人男性「あるある」をひとつ。
フィンランド人の男性ってmarimekkoの洋服が好きじゃない人が多いって知ってましたか?
非常に贅沢な話だと思うんですが、アメリカ時代のクラスメイトであるアンテーク食器大好きな友人の旦那さんも息子たちもマリメッコに嫌な顔をします。

なぜ??

それは子供時代にマリメッコ大好きな彼らのお母さんたちがマリメッコの洋服ばかりを着せていたから(笑)。
息子「だって学校に行くと、みんなマリメッコのボーダー着てる子ばかりなんだよ、制服じゃないのに」
旦那「母親が勝手に買ってきて半強制的に着せられた。僕はあのボーダーは好きじゃなかった」
なんて大人も子供も真面目くさって言うもんで、なんとも可愛らしくて大爆笑してしまいました。
つまり、そのくらい本当に本気でフィンランド人女性はマリメッコが大好き。
日本でそのくらいの熱量でファンでいられる国産アパレルブランドを挙げろと言われても、わたしは思い浮かびません。

友人とショッピングしていても、どんなに遠くからでもマリメッコの製品か否かの区別がつきます。
わたしなんてマリメッコのボーダーかユニクロのボーダーか、タグ取られてしまったら見分けつきません(苦笑)。
でもそのくらい、幼い頃からずっとマリメッコのテキスタイルを眺め、洋服を着て育った彼女たちだからこその特技。
友人なんて過去からのマリメッコの生地デザインの名称をスラスラ答えられるくらいで、マリメッコと同じくらい愛して止まないアラビアの食器も、「似てるけど違うよ」ってバックスタンプ確認しなくても言い当てられ、さらにフォルムデザインから年代まで推測できてしまうセミプロです。

わたしは今でこそだいぶアラビアの食器はパッとみて分かるようになりましたが、当時はお試し買い付けだったので隣で友人が「アラビアだよ」って言っている側からいちいちバックスタンプを確認していました。


閑話休題。


わたしは基本的に1人で買い付けをするのですが、フィンランドに限り友人という心強い先達さんがいたので、目利きの彼女とともにフィンランドで初買い付けをしてみました。
このnoteでは現地人直伝のビンテージ食器を買う方法をご紹介するとともに、フィンランドで実際にどんなビンテージ食器を買ったのか、「商品写真」「買値」「売値」などをメインに具体的なお話をします。

具体的なお話なので、本当にビジネスで買い付けをやってみたい方にのみ届くよう、限定で公開します。

有料部分の初めでは、わたしのnoteが副業や起業の話題が多いということで、フィンランド人友人夫婦が実践している現地ならではのなかなか面白い副業から、それを踏まえて日本でもできそうなアイディアをご紹介。
(こちらにビジネスの詳細は記載しています)

そのあと本題の買い付けデータ。
そして最後は本気のバイヤーさんのためのUSEFUL INFOを載せるという流れで進めさせていただきます。
USEFUL INFOに載せた方は、友人が「いつかはお会いしたい」と思っていた、アラビアの本を出すなどコレクターの間では超有名人。
この方は世界中のバイヤーがコンタクトを取ってくるほど豊富な品揃えのアラビア食器を市場価格よりかなり安く取り扱っています(まるで「アラビア・ミュージアム」といっても過言じゃないほどお屋敷1軒丸ごとアラビア食器の倉庫兼ショールームでした!)。


目次
1. DIY好きな北欧人ならではのフィンランド式「副業」
2. フィンランド人はこうやってビンテージ・アラビアを仕入れる
3. 買値・売値・写真付データ集
4. 本気でアラビア食器を扱いたい方のための連絡先


本気でアラビア専門に勝負したい方はぜひ最後までお付き合いください。


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