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[エッセイ]【‘‘ワン・タスク完了型’’】

タスク管理についての本を改めて読み返す機会があった時に、ふと思ったことがありました。
自分は、タスクというものに対してあまり意識を向けずに思いついたことや考えたことをそのまま実行にうつすタイプなんだということを考えることがあって、TODOリストやNOT・TODOリストを作成していてもその時々の気分でやらなくてもいいことをやったり、やらなくてはいけないことを後回しにしたりと、理想的な行動の裏返しを行ってしまうことがあるのだか、そうした方法を解決するために思いついた方法論こそが、‘‘ワン・タスク完了型’’と呼ばれる私自身が思いついた考え方でもあります。
何かをやらなくてはいけないと思ったら、その一つのタスクを達成するまでは絶対に他の作業を行ってはいけないと、あるとき自分に対しての戒めとして決定付けたことによって日常の無駄な注意散漫がなくなり一つのタスクに向けて集中する、シングルタスクも実現できたことはかなりの成果であると実感しているところがあります。
やらなくてはいけないことを一番始めにもってきて、行動してタスクをこなすことが最短ルートでもありますが、意思決定を自らが思いのままコントロールすることが出来るのは毎回出来るわけではないものだと思っています。
大切なことは、無駄なタスクに直面してしまっても、無駄なタスクに対しても全力で取り組み、タスクを終わらせてから、次のタスクへと順を追ってこなしていく。
目標のタスク達成の実現の道のりは、人によっては長くもあり、短くもあるものだと思いますが、どのようなタスクでも‘‘ワン・タスク完了型’’という心構えを持つことが大切なことなのではないかと感じます。

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