誕生日しね

生きてます。奇跡です。そして明日また歳を重ねます。ゴミが。

感情が抜け落ちて一歩も動けなくてずっと抜け殻のまま息してます。息してるって感覚もなくて、マスクして外出ると、秋と冬特有の煤けた澄んだ空気も肺に入らないから、ほんとに息してんのかな私、ってぼーっと思いますが。

明日は誕生日です。とても憂鬱です。だって感情なんて悲しいしかないのに、おめでとうおめでとうって、世界で一番私が嫌いな私を祝おうとされて、私はそれに無理やり喜とか楽とかの感情を貼り付けて笑ってありがとうって言わなきゃいけない。
今日だって、一歩も動けないです、内臓もぐちゃぐちゃで、吐きそうです、って私を、誕生日の前の日なんだからしっかりやりなさいって大学に追いやった母を、なんて、私は。

ご飯に連れて行ってくれるんだって。20歳になるから、お酒も飲もうね、って。

いやだ。めんどくさい。うるさい。知らない。どうでもいい。20歳って文字が私を責めてくる。お前20になってもそうなのかよって。14からずっと変わらず、ずーーーーっとそうやって、馬鹿みたいになんにもできないまま生きてんのかよ。

そんなこと両親に言えるわけもないですし。
本当は誕生日は病室で誰にも何も言われず過ごしたいですとか言えないし。

誕生日おめでとう、自分。
今日しんじゃえたらそれが一番の誕生日プレゼントなのにね。