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聖路加国際病院での出産について③入院出産編

前回の「聖路加国際病院での出産について②検診編」の記事の続きになります。最後に費用も載せてます。

出産当日は?

出産は十人十色なので、あくまで私の場合の体験談になりますが、どなたかの参考になれば!
私の場合予定日より2週間近く前の深夜に破水をしてしまいました。
寝る前にストレッチをしていたら、たら~と温かいものが流れてきて、、、
尿漏れかと思いましたが結構の量になってきて破水だと思いました。
病院に電話してすぐに病院に向かい、破水と確認できたのでLDRに案内されました。
この時点では破水しただけで陣痛は来ておらず。(少し子宮が締め付けられるような感覚はありました。)
陣痛が来ていないので余裕があり、LDRのベットでウトウトしたり主人のお話したりしてました。
聖路加のLDRは主人と2人で過ごすには十分な広さで落ち着くお部屋でした。
LDRに入ってからはモニターを付けていたのですが、途中で赤ちゃんの心拍が弱くなったようで(モニターは助産師さんが別室から確認してくれていてすぐに部屋に来てくれました)、緊急帝王切開になってもいいように、私の心電図やレントゲンも撮り酸素マスクを貰いました。(心電図、レントゲンも機械が来てくれたので私はベットから動かなくて大丈夫でした。)
幸い、へその緒の位置が悪かったようで少し体制を変えると赤ちゃんの心拍は戻りました。先に破水してしまったので羊水が少なり、赤ちゃんが自由に動きづらくなったので苦しくなったのかも?とのことでした。
こういった場面でも冷静に迅速に対応して下さり大変安心しました。

無痛分娩どうだった?

そうこうしているうちに、明け方になり(病院についてから5時間くらい経過)
陣痛の痛みが強くなってきたのでナースコールをしました。
この時点では強めの生理痛くらいの痛みでした。
無痛分娩の準備をするか確認されたのですが、これがどれくらいの陣痛かわらず、まだ全然我慢できます~!と一旦様子を見ることに。(後に後悔 笑)
それから1時間後くらに陣痛の感覚も短くなってきたので麻酔の準備をお願いしました。
無痛分娩の際は何かあった時の為に点滴用の血管を取るのですが、なかなか良い血管が取れず、針の太さを変えてたり、他の先生や看護師さんも来て下さり5回ほど挑戦してやっと点滴の針がさせました。
今まで、血管が取れないことはなかったのでまさか血管を取るのに苦戦するとは思ってなく誤算でした。
この間に陣痛がどんどん進みます、、、、
点滴が付けれたので背中に麻酔の管を入れて貰うのですが、この時点でかなりの陣痛が来ており、陣痛の合間に麻酔の処置してもらうような感じで3回ほど強い陣痛を感じましたが、麻酔を流してからは5分もたたず麻酔が効いて耐えられる痛みになりました。
ただ、麻酔を流した直後は完全に痛みが消えなかったので麻酔の量を調整してもらい、座ったり横を向いたり体勢を変えているうちに15分くらいで完全に痛みが消えました!

麻酔が効いてからは終始リラックスしてお産に挑めました。
麻酔を入れてからも順調にお産は進んで正午12時くらいに無事出産しました。(陣痛開始から7時間くらいでの出産になりました)
私は予想外にお産が早く進んだので、もっと無痛分娩の準備を早くしても良かったかなと思ってますが、リラックスして産めたので無痛分娩には大変満足してます。

出産後は?

出産後はLDRで出産後の処置をして貰い、(まだ麻酔が効いているので痛みは全くありませんでした。)カンガルーケアをしたり記念撮影をしたりして少し赤ちゃんと過ごしました。(産まれてから40分〜1時間くらい赤ちゃんと一緒にいた気がします。)
そのあと、赤ちゃんは新生児室で預かってもらい、私はちょうどお昼ご飯がの時間だったのでLDRでご飯を食べました。そのままおそらく3時間くらいLDRで過ごしてこれからお世話になる病室に移動しました。
聖路加の全室個室なので周りを気にせずリラックスして過ごすことができます。私が聖路加を選んだ理由の1つの必ず個室に入れるからという事もあります。
特別室(追加料金)もありますが私は普通の個室を選択していました。
コンパクトな個室ですが、普通に産後過ごすには十分だと思います。

産後の生活は?

私の場合ですが、正午12時に出産して夕方病室に移動して、その日は赤ちゃんは新生児室に預けたままでした。
翌日、赤ちゃんのお世話についての講座?(看護師さんからのお話)を聞いてから赤ちゃんと同室になりました。
その後は赤ちゃんのお世話に奮闘しながら一緒に過ごしました。
無痛分娩だったこともあり、産後は結構元気でした。
ただ、赤ちゃんに黄疸が出てしまい、光治療に預ける時間も増えたため正直暇な時間もできてしまったくらいです。
赤ちゃんを光治療に預ける間は仮眠したり、むくんだ足をマッサージしたりして過ごしてました。
しかし、赤ちゃんの黄疸がなかなか良くならず主治医を相談して1日延泊させてもらうことにしました。(数値は下がったのですが、下がり方が鈍く基準値ギリギリのラインだったので、念のため数値が再度上がらないか確認したいとのことでした。)
早く家に帰りたい気持ちもありましたが、病院にいさせてもらう方が安心なので延泊しました。
入院中は赤ちゃんの体については小児科がきちんと見てくれて、私の体については助産師さん、医師が定期的に見に来てくれたので大変安心して過ごすことができました。

出産入院費用

無痛分娩での出産及び1泊延泊での私の出産入院費用は1,101,927円でした。
私は出産一時金を後払いにしていたので後日お金が戻ってきて実際にかかった費用は681,927円です。
実はこれ以外に赤ちゃんの黄疸治療の料金を数万円払っているのですが、後日、医療証と共に精算して全額戻って来たので無料になりました。
子どもの医療費無料は助かりますね。

聖路加国際病院での出産シリーズは最後になります。
更新が遅くなりましたが、どなたかの参考になれば幸いです。
お読み頂きありがとうございました。

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