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小1道徳の授業でモヤっとした話

先日、小1娘の授業参観に行ってきました。

1年生は道徳の授業でした。

内容は、

カボチャがどんどんツルを伸ばして
畑を飛びだし、道路を渡り、
別の畑のスイカのところまで伸びました。
スイカや、ハチやチョウにいろいろと忠告されるけど
お構いなしのカボチャ。
そうしたら、道路に車がやってきて轢かれてしまい
ツルが切れてしみました。
(かなり意訳しています)

といったもの。

授業は、
「カボチャはどこまで伸びたんだっけ?」
「チョウは何て言ったんだっけ?」
といった質問形式で進んでいきます。

そして、後半に

「カボチャはどうすれば良かったのかな?」

という質問が。

それに対して、ある男の子が

自分の畑の中でだけ伸びていればよかったんだよ

と答えました。

それに対する先生の応答は
「そうですね」
と言って黒板に意見を書いただけ。

先生は基本的に否定はしないようにしていると思うので、
まぁ別にいいんですけど

ちょっとモヤりました。

先生の対応にモヤったというよりも、
道徳の教科書の話の終わり方というか、
日本の『道徳』という授業に対してというか…




まず、
自分の畑の中でだけ伸びていればよかったんだよ
という意見。

まぁ日本ならそういう意見が出てもしかたがないのかな、と思います。

でもさ、その意見を肯定しちゃうと、

「あ、じゃあ畑の中でしか成長しちゃいけないんだ」
決められた枠の中でした生きられないんだ

みたいな考え方が植えつけられちゃう気がするんです。

別に先生が「決められた枠の中で生きなさい」と言わなくても、
感がいい子なら、そういう考えに至っちゃってもおかしくない

怖い怖い。

うちの子には
自分の可能性に制限をかけるような思考にはなって欲しくないですよ。

じゃぁ、授業はどうすればいいのかというと、

教科書の内容を中途半端なところで終わらせないで、

カボチャは車に轢かれて反省しました。
これからは、みんなの意見を参考にしながら、
迷惑になる場所や危険な場所を避けて
ツルを伸ばしていくことにしました。

みたいに、
やってはいけない事や協調性が大事なことも盛り込みつつ、
自分のやりたい事を思う存分やらせることも
盛り込んで欲しい
ですね。

教科書が無理なら先生が授業でしっかり伝えてほしい。

  • お友達と仲良く

  • 先生など大人の言う事を聞く

  • 人の迷惑になることはしない

確かに大事だよ。

でも他にも

  • 自分の意見を大事にする

  • 将来の夢に制限をつけない

とかさ、そういう大事なことも教えて欲しいな。

なんて思っているんですけど…

今の日本の教育じゃ無理か。

親が教えるしかないですね。


と、まぁそんなことを思った授業参観でした。

こんな殴り書きの愚痴noteを読んでいただき
ありがとうございました☆



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