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「天塵」(2021.04.19

今更になってコミュを読んだ。

オープニング

子供のころのテキストと現在のテキストで漢字の使用頻度の違いで年齢差を演出するのが細かくて好きだ。
子供のころのは話からすると、初仕事は海に関係する話なのかと想定できる。

第1話

振りの試験前の取り組み方で性格が出ている。
透の天然さ、インパクトの強さを樋口はよく理解していそうだなと感じた。
初仕事が配信番組というのがMUSIC DAWNに繋がり、シナリオをより一層現実と融合させるのには、さすがだなぁと思う。
樋口から面倒を見られている小糸がこれからどのように手から離れるのか気になる。
また、樋口の心境の変化、透、雛菜のパーソナリティを詳しく知りたい。

第2話

実際の彼女らの関係が、最初のSSRカードのユニットアピールになっているのはいいなと思った。
ただ透を先頭にしているのではなく、走り出したことへの選択がコミュで理解できるのがよい。

第3話

幼馴染の絆で今までの不満をすべて跳ね返して自分たちが一番納得する形に持っていく4人を見て笑ってしまった。
個人間での埋められない差を個性として認識して後押しをしたように感じた。

第4話

「騙されていた」というのは希望を持たせたのに裏切ったということなんだろうなぁと思う。
1話から円香は透がどこへ行くのか、自分はどこへ行くのかを気にしている様子があり、4話では小糸が透への思いを何となく形にしているので、今後は雛菜の考えが出され、透がどこへ行こうとしているのかに触れると思う。

第5話

売り物なのかなんなのか。
他ユニットで売り物だと自覚しているのは少なく思える。
雛菜は雛菜のことしかわからない。
多くの人の思いを集めてしまうアイドルが自分一人のことしかわからないという逆行した内容に驚いた。
答えの内容が気になる。

第6話

今の状況で導いた人間が言える最大のことを包み隠さず伝えたのは信頼関係の証だと感じた。
やっぱり小糸の前に立ちはだかるのは円香なんだなって…飴のやりとりで小糸との関係が以前のままで成長を阻止する存在になっていると感じていたのがそのまま出てきた。
透にできないことで私にできないことはないというのが傲慢にしか思えなかった。
各々の動きが変化し、幼いころの約束を達成しようとしていることが中身のない会話とは言えないのではないか。

エンディング

2ndライブの演出の意味がようやく理解できた。
幼いころの約束を果たし、新たなことを探す彼女らを何と言えばいいのかわからなくなった。


誰かになる必要はない―――

そのままの意味だった。

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