見出し画像

ぶっちゃけマスクしてるの?してないの?in アメリカ

こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回はニューヨークでのマスク着用状況について、私が肌で感じたことをふまえてお伝えしていきます。

まず、ニューヨークで一番メインの交通手段である地下鉄では、ワクチンをしていてもマスクの着用が求められます。実際地下鉄車内では8~9割の人が着用している感じです。日本と違うのはマスクの有用性を信じていない人、自分なりのなんらかのポリシーがある人、あと、見るからに挙動が怪しい人がニューヨークには少なからずいますので、そういった人はマスクをしていません。

では街中ではどうか。今は夏場なので、外を歩いている時マスクを外している人は半分ぐらいでしょうか。

次に室内です。全員がワクチンをすませているか、陰性であることが証明できた場合は全員マスクを外してokという集会もあります。人数に制限はありません。

ただ、最近ではワクチンの確認も取らず、バーなどの室内で20人ぐらいがマスクなしで集まる、という集会も少しずつ増えてきているような印象です。私個人的にはかなり抵抗があります。

ショッピングセンターなどの公共の建物内ではマスクの着用を求められますので、マスクがないと入店できません。タクシーもまだマスク着用はマストです。

単発の仕事ではワクチンを済ませている証明を出さないと雇いません、という文言をよく見かけます。

さて、8月27日にCDCはワクチンを済ませていても室内ではマスクをするようにと発表しました。

私はニューヨークでブラスバンドの市民楽団に所属しているのですが、最近はワクチンの証明を出せば室内でマスクなしで楽器を演奏できる、というふうにルールを緩めていましたが、今週CDCからの発表を受け、室内で楽器を吹くとき以外はマスク着用し、楽器のベル(音が出るところ)に布でカバーをするようにまた厳しめのルールに戻しました。

日本人に比べてこちらではマスクを嫌がる人が多いように思います。単純にマスク慣れしていない、ということだと思います。日本では花粉症などの理由でマスクを普段からつけなれているという人も多いと思いますが、もう一つの理由には日本人は顔を隠したがる性質があるように思います。女性は笑うときによく手で口元を隠したりしますよね。そういった意味でマスクは日本の恥じらい文化にうまく合致している、そんな気がします。

最後に、ニューヨークでは不織布のマスクよりもおしゃれなデザインの布マスクをしている人が圧倒的に多く、白や青の不織布だと若干恥ずかしい...というぐらいおしゃれさんが多いです!ご参考までに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?