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教えていますか?タイムマネジメント〜前編

発達障害やグレーゾーンなど、
発達に心配のあるお子さんは
とにかく自分自身の
タイムマネジメントが
ものすごく苦手だという
お子さんが多いなと
私のこれまでの経験から
そう感じています。

このタイムマネジメント、
幼少期や学齢期には
「困ったこと」として
出会うことがあるとは思いますが、
自分でどう「時間管理」するのかを
学ぶ機会に巡り会うことは
とても少ないと思うのです。

それはどうしてかというと、
私たちが子どもだった頃を
少し思い出せば簡単な話です。


私たちが子どもだった頃、
学校では「時間割」に沿った
授業が行われていました。

休み時間も給食の時間も
全て決まった時間の中で
学校生活を営んでいました。


ここまででどうですか?

何となく理由が見えてきましたか?


そうなんです。

私たちが子どもだった頃、
「決められた時間」というものがあり、
それに従って活動すればよかったんです。

これは今の学校教育でも
変わりませんよね?

ですから、
自分でタイムマネジメントする機会が
幼少期には少なすぎるのです。


「でも、時間の概念がないと
そういうのって難しいんじゃない?」

そういうご意見もあると思います。

でも、時間の概念が身につくのを
首を長くして待ちわびていたら、
お子さんに教える機会はもちろん、
お子さんが学ぶ機会ですら
奪われてしまう結果になるのです。



さて。

このタイムマネジメントですが、
これができないと
大人になってから相当困ります。

特に日本人は、
時間の正確さが求められますから、
タイムマネジメントを怠ると
それだけで相手の人からの信頼が
ガタ落ちになってしまいますよね💧


私たちは、タイムマネジメントを
学校教育で直接学ぶ機会が
得られなかたっとしても、
日々の生活の中で感じ取りながら
自然にできるようになったのです。

しかし、発達に心配のあるお子さんは、
タイムマネジメントを教わる機会が
必要なのです。

その理由は、脳の機能障害ということに
起因するのですが、
適切なタイムマネジメントを
幼少期から学齢期にかけてのこの時期に
丁寧に、時間をかけて学び、
身につけることが重要なのです。


今回と次回に分けて、
「自分でできるタイムマネジメント」を
これから教えていくために
何が必要になってくるのかを
ポイントを押さえながら
お話ししていきます。



タイムマネジメントを家庭で教えるには
「おうち療育」を知っておく
必要があります。

私がお伝えしている
「10分間おうち療育」について、
7日間の無料メール講座に
まとめてありますので、
是非ご参考になさってくださいね。


指導者、支援者様のような
サポーターの皆様へは
9日間のメール講座をご用意しております。


それでは、今日もよろしくお願いします😊


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