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対馬和紙の名刺

久々に記事を書きます。

甘皮チリ入りの包み紙
ハガキサイズの和紙 左は楮100%の荒い厚紙

対馬和紙プロジェクトは、いよいよ本格始動しました。楮、三椏を育てはじめて約4年になります。

今回は、楮・三椏の表皮(甘皮)やいわゆるチリを使った和紙を漉きました。

対馬和紙を対馬の新しい持続可能な小さな産業にしたいと考えて進めています。

対馬島内の神社の代々の神職家は、疲弊してほとんどが途絶えました。その理由の一つは本来は神社と共助していかないといけない自治会が、神職を蔑ろにしているからです。

だったら何とかして自分達で生きる術を身につけて、地域と神社を結びつけなおすためにも、まずは神社を保全していくために私たち神職の体力作りをしなければならいと考えるようになりました。

現実は簡単ではなく、ただ祝詞を奏上して祈祷をして敬神崇祖、神職としての本分を全うするということは厳しくなりました。

副業がないと生きていけない、だからこそ神社と繋がりの深い和紙で何かできないか、それが対馬和紙プロジェクトの一つの目的でもあります。

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