東谷英人

福島生まれ、仙台育ち。俳優。2011年DULL-COLORED POP入団以降、全ての…

東谷英人

福島生まれ、仙台育ち。俳優。2011年DULL-COLORED POP入団以降、全ての本公演で中心人物を演じる。代表作に『マクベス』『福島三部作』など。その長身痩躯と容貌魁偉を活かし縦横無尽に活動の幅を広げている。趣味は散歩と銭湯巡り。

最近の記事

『今の自分が言えること』

東谷英人です。 今回の告発・提訴の件について、劇団の創作現場の全てにいたわけではありませんが、長年にわたって出演してきた人間として、自分の心情や考えを述べようとしているのですが、丁寧に正直に書こうとすればする程、複雑でして、まだ他者にお読みいただける状態にまとまっていません。現状、いまだ深い混乱の中にいると自覚しています。ですので、文章にまとめるのにさらに時間をかけてこのまま時間がさらに経過するよりは良いと考え、非常に拙いですが、文章未満の箇条書きのままでも、今の自分に言える

    • 『帰還不能点』ふたたび

      1年半ぶりの再演さて、DULL-COLORED POP『岸田國士戦争劇集』をなんとか終えたばかりではありますが(正確には無事、ではない。コロナの影響で当初予定していたステージ数はできなかったので、なんとも悔しい限りではあるが、しかし赤白2チーム揃って千秋楽を迎えられたのは良かった、ほんとに)、8月は劇団チョコレートケーキの戦争劇6篇のうちの一本に出演します。演目は去年2月に上演した『帰還不能点』です。初演時は全ステ完売、とはいえやはりコロナの影響で客席50%での上演だったので

      • 『悪魔と永遠』

        公演詳細東京夜光 『悪魔と永遠』 作・演出 川名幸宏 〈出演〉 東出昌大 尾上寛之 前田悠雅(劇団4ドル50セント) 丸山港都 草野峻平 笹本志穂(劇団 東京夜光) 東谷英人(DULL-COLORED POP) 砂田桃子(劇団扉座) 吉田多希(鬼の居ぬ間に) 中西良介 藤家矢麻刀 村上航(猫のホテル) 企画:劇団 東京夜光 主催:ゴーチ・ブラザーズ 〈日程・会場〉 2022年2月5日(土)〜13日(日) 5日(土)13:00/18:00 6日(日)13:00 7日(

        • 沖縄にて18

          沖縄滞在中の日記。 1日目〜8日目。 1 1/5 13時に羽田空港第二ターミナル、時計台2に集合して、なんやかんや手続きやら身体検査を経て14:30出発、沖縄へ。飛行機は、あら?実は相当久しぶりなのか?どうだろ、もはやここ10年くらい旅公演か帰省の移動でしか東京を離れることってなかったんじゃないかしら。神奈川とか千葉とか埼玉とか近場の関東圏内は別としても。そして移動は大概が新幹線か高速バス、だったと思う。関東なら普通に電車だし。なんなら今は東京夜光の稽古場が川崎なので原付

        『今の自分が言えること』

          りっかりっかフェスタ版『空 観』

          あけましておめでとうございます。もうすぐお芝居の本番があります。沖縄で。りっかりっかフェスタという国際演劇フェスティバルがありまして、それに参加します。2018年にヒンドゥー五千回の最終公演『空 観』というやつに出たのですが、その演目が件のフェスに招聘されまして、こんな運びになりました。今回はキャスト数も違えば出演者も一部変わっているので、再演といっていいのかわかりませんが、ともかくまたこの作品に挑めることを嬉しく思っております。というのも、ぼくにとって『空 観』は結構印象に

          りっかりっかフェスタ版『空 観』

          【香港・アンドリュー・ディバイジング】

          1 今日から6日間、香港の演出家アンドリューのディバイジングW Sが始まった。演出家協会の事業なので、もしかしたら俳優で参加してるぼくは珍しいのかもしれない。まあいい。俳優だって自己演出家だ。日記のようにあったことや感じたことを記していく。これはリロの時も3週間の途中でメモをしだしたが、自分がW Sやるときや演出するときに役立つメモだったものだから今回もメモとして記録しておこう。きっとどこかで役に立つ。体験記というのが一番強い。これは事実だ。 芸能花伝舎には久しぶりに行っ

          【香港・アンドリュー・ディバイジング】

          てすと

          てすと てすと てすと、それはすなわちテスト そう、それはてすとという名のテスト てすとなのでなんでもありです。 てすと2てすとの2もてすとはてすとです。 つまりてすととの違いは何かと問われればまあまあだと答えざるのが大いに不本意だああもっと力強い生活をこの手に。 そうです。ちょっと文章を書きますとぼくはエレファントカシマシが好きで大学の卒論はエレカシで書きました。↑の「何かと問われれば〜」は『ガストロンジャー』という破壊的名曲の歌詞の一部です。 もっと↑の写