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緩和ケアに介入するタイミング

昨日は、緩和ケアとは何か?という内容の話を院内の看護師10人に講義しました。時間は、25分程度と短い時間だったので、緩和ケアの考え方の話で終わりました。参加された看護師からの反応は、緩和ケアの介入するタイミングがわからない、早期から緩和ケアの介入といわれても、治療に専念している患者に話するのは難しいという声が聞かれました。

そうね。

いくら、緩和ケアががんと診断されたときから受けられるというものだと言われても、実際は、緩和ケアと聞いて、最期なんだと思う人もいます。

ただ、緩和ケアのイメージは、人それぞれであり、その人その人と話してみないと、その人がどのように思っているのかは、わからない。

もしかして、その人は、精神的つらくて、痛みを我慢している人かもしれない、、そのいう人には、緩和ケアは、メリットになることしかない。そういう人を救うためにも、目の前の人と対話して、正しい情報を伝えていくことがすごく大事!

タイミングなんて、誰にもわからなくて。わからないことを見つけようとしていたら、何もしないまま、時間が過ぎてしまう。

まずは、目の前の患者さんや家族と話をしていくことが大事だと思う。