見出し画像

周辺機器とは


本体にケーブルまたは無線で接続して使う機器です。

外付けストレージ

外付けストレージは、内蔵ストレージの部品を持ち運びしやすいようにした機器です。
USBケーブルなどで接続して使います。

ハードディスク・SSD

ケースのみの製品とディスク付きの製品があります。ケースのみの製品はドライブを別に選べるので、好みの外付けディスクが作れます。
ポータブル(持ち運び)性を高くするために、USB接続口から供給される電源で動作する製品もあります。
ディスクが壊れたときでもデータの消失を防ぐRAID(レイド)構成が組める製品もあります。

光学ディスク

CD、DVD、BD(Blu-ray)などのディスクへ記録したり読み出したりするのに使います。古いディスクに対応しているドライブが多く、BD対応であれば、CD、DVDディスクも利用できる製品が多いです。

光学ディスクはOSの起動ディスクとして利用されることもあります。起動ディスクとして利用できるかどうかは、外付けドライブの機能とPC本体側の設定によります。

USBメモリ

USB接続口に差し込み、ハードディスクのようにファイルの読み書きに使います。持ち運びしやすいため、データを持ち運ぶときによく使われます。電気を切っても内容が消えない半導体を利用していますが、長期間になると消えることがあります。長期間保存するファイルは光学ディスクなどに保存する方が良いでしょう。

入力機器

コンピュータへ情報を入れるために使う機器です。

キーボード(keyboard)

文字の入力に使います。キーの組み合わせ(ctrl+cなど)により操作もできます。

キーの配列にはいくつかの種類がありますが、主なものには「JISキーボード」と「USキーボード」があります。
JISキーボードは、JIS(Japanese Industrial Standards:日本産業規格)に準拠するキー配列をもつコンピュータ用キーボードです。キーにかな表示がありenterキーが大きめなのが特徴です。
USキーボードは、主に米国圏で使われるキーボードです。キーにかな表示は無くreturnキーが横長なのが特徴です。
(enterキーとreturnキーの役目はほぼ同じです。)

日本語入力には英字入力とカナ入力があります。日本語の入力が多い使い方であれば、カナ入力の方がキーを押す回数が少なくて済みます。
プログラミングは英語が基になっているものが多いため、プログラミングすることが多い場合は、英字入力の方が覚えるキーを少なく済みます。

マウス(mouse)

画面上のボタンを押したり、範囲を指定するのに使う機器です。
入力位置を指す印を「カーソル(cursor)」といいます。
マウスと同じ使い方をする機器として「トラックボール」や「タッチパッド」があり、これらをまとめて「ポインティングデバイス(Pointing Device:指し示す機器)」と言います。

マイク(mic)

音声を入力するときに使う機器です。単体で販売されているものもありますが、カメラと一体のものや本体に付属しているものもあります。

カメラ(camera)

画像や動画を入力するときに使う機器です。単体で販売されているものもありますが、マイクと一体のものや本体に付属しているものもあります。

ウェブカメラは、PC本体にUSBなどで接続して使います。ソフトウェアを使い画像や動画を取り込みます。ウェブ会議やチャットなどに利用されます。
ネットワークカメラは、主に室内のネットワークに直接つないで使います。ネットワークを通じて操作でき、室内の子供やペットの様子を確認したり、防犯カメラとして利用されます。

インターネットから操作できる場合、カメラのセキュリティ設定によっては他の人に見られたり操作されたりすることがありますので、セキュリティ対策はしっかりしましょう。

スキャナ

書類や写真などをコンピュータへ取り込むときに使います。スキャナ単体もありますがプリンタに付属したものもあります。

出力機器

コンピュータから情報を出すために使う機器です。

ディスプレイ・モニタ

コンピュータが出力する文字、図形、画像、映像(動画)を表示する機器です。ディスプレイとモニタは、どちらも同じものを指します。

画面に表示する情報を記憶するには、グラフィックボードを使うかメインメモリの一部を利用する方式があります。
グラフィックボードは画像表示に特化した部品で、映像処理やゲームの中には必須のものもあります。
メインメモリの一部を利用する方式はグラフィックボードより機能は低く目ですが、グラフィックボードの費用が抑えられます。
本体やグラフィックボードにより、複数台のモニタを利用できます。

プリンタ

コンピュータで作成した書類などを紙へ印刷するときに使います。
種類はインクジェットとレーザーが主流です。本体は価格的に手に入りやすくなりましたが、購入するときはインクのコストも含めて検討すると良いでしょう。

インクジェットは、インクを紙へ吹き付けて印刷します。
レーザーは、帯電したローラーにレーザーを当てて、帯電が弱まった部分に色付きの粉を付け、紙へ転写して印刷します。

スピーカー

音声を出力する機器です。単体で販売されているものもありますが、本体やディスプレイに付属しているものもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?