コンピュータとは
コンピュータは、日本語で「電子計算機(でんしけいさんき)」と訳されたりします。
計算する機器には電卓もありますが、こちらをコンピュータとはあまり言いません。何が違うのでしょうか?
計算する機器には電卓もありますが、電卓は人が手順に沿って操作します。コンピュータは予め処理手順を用意しておいて、実行時に手順を選び情報を渡します。
このように、処理手順を内蔵している演算装置がコンピュータです。
コンピュータの中で、機器は「ハードウェア(hardware)」、手順と情報は「ソフトウェア(software)」と言います。
これから転じてコンピュータ以外でも、有形な設備・施設などを「ハードウェア」、無形な規則・運用・音楽・映像などを「ソフトウェア」と言います。
コンピュータの種類
パソコンは、「パーソナルコンピュータ(Personal Computer)」のことで、英語ではPCと省略されます。
コンピュータが登場した頃は遥かに高価で、複数人が同時に利用していました。その後、製造コストが下がり個人でも購入できるようになりました。
1990年代は、オフィスや家庭でもデスクトップPC(desktop PC)やノートPC(note PC、英語ではlaptop PC)が利用されるようになりました。
2000年代は、iPhone、iPad、Androidなどのモバイルデバイス(mobile device:携帯できる機器)が登場し、モバイルだけ使う人も多くなりました。
今「コンピュータ」と言うと、主にこれら4つを思い浮かべるのではないでしょうか?
使い方の例
前表のように各コンピュータにはそれぞれ特徴がありますので、どれか一つだけではなく幾つかの機器を利用している方も多いのではないでしょうか?
アプリの中には、インターネット上のサーバにデータを保存してコンピュータ間で共有するものもあります。例えば、カレンダーアプリです。
出先で決まった予定をスマホで入力し、デスクトップPCで確認したりできます。また、家族で共有すると家族の予定や空き時間の確認がしやすくなるでしょう。
インターネットを利用すると便利ですがインターネット上に情報が流れますので、セキュリティには留意しましょう。
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