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【プロセスエコノミー①】小説を書いてみよう

『小説家になって億を稼ごう』という本を読んだので、参考にしながら話を作っていこうと思う。


1.登場人物とサブを用意する

①貴方の好きな俳優を7人選び、顔写真をネットからダウンロードしましょう。
男女比は4対3としますが、男女のどちらをひとり多くするかは貴方の自由です。主人公の性別も同様です。
これら俳優たちは、貴方の脳内で登場人物を演じるメインキャストになります。
②メインの7人が貼りだされたら、さらに5人、サブの登場人物を作りだします。
メインほど華やかではないものの、ひと癖もふた癖もある脇役を揃えましょう。
これらサブキャラクターを、メインの7人の下に並べて貼ります。

第二章人々に愛される物語の『想造』とは

とりあえず好きな俳優の写真をダウンロードしてみる。
思いつく俳優からダウンロードしていく。

  1. 阿部寛

  2. 藤原竜也

  3. 星野源

  4. 滝藤賢一

女優は

  1. 仲間由紀恵

  2. 橋本環奈

  3. 深津絵里

TRICK』が流行った世代なので、阿部寛と仲間由紀恵を入れてしまった。
月9のキャスティングのようにベタな配役になってしまった。
次はサブのキャストを考えていく。
俳優はあまり詳しくないので、お笑い芸人も混ぜておく。

  1. キングコング西野

  2. 鴨頭嘉人

  3. 伊藤淳史

  4. 檜山沙耶

  5. 芦田愛菜

適当にキャストを思い浮かべた。
YouTubeでよく目にするメンバーを追加した形である。

KeyNoteにて編集

Googleの画像検索で写真をダウンロードして編集したもの。
(作業時間10分)
キャストだけを見るとお金をかけた邦画に見える。

2.登場人物を壁に貼る

壁に貼るスペースがないので、ダウンロードした写真をまとめていきたいと思う。
プリンターが家にない+賃貸なので壁に穴を開けたくない。

3.舞台の写真を貼る

④次に登場人物たちがどこで動きまわるのか、舞台を設定します。
風景写真を三か所、やはりネットからダウンロードし、十二名の登場人物の下に貼りつけます。

第二章人々に愛される物語の『想造』とは
都会
喫茶店
民家
キャスト+舞台

舞台はフリーの写真素材からピックアップした。
特に理由はない。

4.登場人物のやりとりを想像する

⑤12の登場人物と、3か所の風景が貼られた部屋で、しばし寝起きして過ごします。
部屋にいる間はそれらを眺め、登場人物たちの動きを空想します。
最初は何の脈絡もなく、AとBが街角で談笑しているとか、そこにCが割って入るとか、ただ情景を思い描くだけで構いません。
そこから行動の意味を連想していきます。

第二章人々に愛される物語の『想造』とは

想像してみたのだが、基本的に同じタイプの人間が絡む姿が浮かんだ。
阿部寛と仲間由紀恵が昔話に花を咲かせる。
孤立する星野源に滝藤賢一が声を掛ける。
藤原竜也は気難しい顔でどこかを見ている。
橋本環奈と深津絵里は最近読んだ本を話している。
意外と連想できるものである。
適当に選んだキャストだが、自分の中の好きな要素を含んでいる気がする。

5.逆境を用意する

⑦波乱を乗り越えてしばらくしたら、次に登場人物たちをより激しい波乱に直面させましょう。
やがてどうしても乗り越えられない波乱にぶつかる時がきます。
一週間じっくり考えても解決不可能であれば、そこが本当の「転」、物語の山場だと解釈してください。
作者である貴方や登場人物らと同様、読者も絶望を感じる局面です。
解決不可能な難題を解決させるため、ここで初めてメモをとります。パソコンでも、単なるメモ用紙でも構いません。

第二章人々に愛される物語の『想造』とは

ここがかなり難しい。
ガヤガヤしている様子から、先の展開へ進まない。
何度か舞台写真を見ているうちに、ようやく一つ浮かんだ。

都会のオフィスのテナント(喫茶店)で働く橋本環奈が、自己啓発セミナーのインフルエンサーによってネット教祖へと進化していく。

あらすじ

波乱に関してだが

  1. 親の反対

  2. 資金不足

  3. 既存インフルエンサーからの圧力

これくらいしか思いつかない。
本では、山場の乗り越え方に関しては書いていないので、自分で考えるしかない。

6.三幕構成であらすじを書く

三幕構成は「第一幕=設定」「第二幕=対立」「第三幕=解決」です。
三行を読み返せば、それぞれの要素が当てはまるはずです。
『想造』段階で登場人物とともに波乱を乗り越えたことで、三幕構成に分かれる物語が、すでに構築できているのです。
『想造』の物語を脳内再生しながら、三幕それぞれの要素を書きこんでいきます。
⑧第一幕は十行、やはり一行の長さは四十字で、5W1Hの文章にします。十行で第一幕のすべてを書き終えるようにしてください。
第二幕は倍の二十行を書きます。
見出しに要約された第二幕の物語を、二十段階に分けるのです。
最後に第三幕を十行書きます。
この十行目で『構造』した物語をきちんと終わらせましょう。

40字×3行で物語を表現する
  • 第一幕 : 喫茶店で働く主人公(橋本環奈)は、家賃の未払いで家を追い出されそうになる。
    たまたまバイト先の羽振りの良い男に教祖ビジネスの話を聞く。
    主人公は初回無料のセミナーへ参加し、男のペテンを見抜くことで弟子入りをする。
    男の元で実力を付けた主人公は、ネットで宗教を買い取れることを知る。そして、弱小宗教と建物を手に入れる。

  • 第二幕 : 発展した教祖ビジネスによって立場を脅かされた主人公の師匠(羽振りの良い男)は、組織を使って宗教戦争を開始する。
    面白がったネット民によってバズりまくり、最終的には東京ドームで論争バトルが発生する。
    超常トリックのバトルになるが、最終的には主人公が勝利する。

  • 第三幕 : 戦いの中で主人公に勝てないことを悟った師匠だが、部下に暗殺命令を出していた。
    主人公は師匠を庇う形で撃たれる。
    しかし、この状況を読んでいた主人公は、師匠を赦す形で決着をつける。
    こうして師匠の組織をM&Aした主人公は、ネット上に君臨する教祖として栄光を手に入れる。

行数は足りないが、大体の骨子はできた。
ここから膨らませれば、B級映画くらいの出来にはなるような気がする。
『20世紀少年』と『ガダラの豚』を合わせたような内容だが、丸パクリにならないように少しづつ手を入れる必要はあるだろう。


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