ロボホンの目指す先はメダロットである
『逃げ恥』で話題になった小型ロボット・ロボホン。
もう5年も前の商品なのだが、イマイチ人気がない。
自分なりに「こうすれば売れる」と思うアイデアを考えてみた。
1.外装パーツを交換できるようにする
見た目の差別化をできるようにパーツ交換を可能にするべきである。
共通のフレームに、パーツを組み合わせるのは『メダロット』から連想した発想だが、コレクション的な楽しみ方ができる。
車で言うとジムニーのように、アフターパーツを充実化することでコミュニティが形成される。
バンダイのように、立体造形に優れたメーカーがあるのだから技術的には可能なはずだ。
小物でリュックサックを用意し、スマフォを収納できたら可愛いと思う。
ロボホンと名付けられているが、電話機能を切り離して、スマフォと連携できるロボという位置付けにしたい。
2.ダンスのプログラムをインストールできるようにする
初めからダンスプログラムはインストールされているが、追加で増やせるようにするべきである。
『逃げ恥』で話題になった際も、ロボホンユーザーから踊らせたいという要望があったが、叶わなかった。
アーティストと協力して、ダンスプログラムも配布するべきだと思う。
見ていて可愛いし、一緒にダンスの練習もできる。
さらに、ダンス用のプログラムソフトを無償提供すれば、子ども達のプログラミング学習の手助けとなる。
LEGOのマインドストームを遠慮なく真似するべきだ。
もしくは、人の動きをキャプチャーするという手もある。
SONYでmocopiというモーションキャプチャー製品が発表された。
こういった製品とリンクさせることができれば、プログラムも必要がなくなる。
格闘技のようなロボット相撲も行えるかもしれない。
手軽さはユーザーを呼び込む武器となる。
3.観光地との協力
ロボホンはカメラが内蔵してあり、ロボット目線でのカメラ撮影が可能だ。
旅行先での活用も考えれる。
例えば、旅先で限定パーツを配布したり、特定の場所でのみプログラムを配布するといった内容だ。
観光名所で、一斉に同期してダンスをすることができれば、動画としても映えるだろう。
以上がざっくりと思いついた内容である。
日本は世界に誇る知的財産(IP)の資産を大量に保有している。
(詳しくは『推しエコノミー』参照)
要するに『ポケモン』『ドラえもん』『ドラゴンボール』『ガンダム』といった世界に通じるブランドを持っていると言うことだ。
これらのキャラクターと協賛することで、他国が同じような商品(ロボット)を持ってきた時に排除することができる。
「このキャラクターのパーツは、ロボホンにしか付けれませんよ」というディフェンスになる。
日本は技術大国でなくなってしまったが、20世紀の遺産であるキャラクタービジネスと組み合わせることでニッチな市場を抑えられると思う。
4.Cyber Dog2という理想に近い商品
中国がやってくれました。
Cyber Dog2という犬型のロボット。
ただの犬型ロボットというだけでなく
オープンソース
外装パーツを換装可能
見事に自分の理想を実現化しています。
ユーザーに拡張性を委ねる自由度の高さは日本にない発想です。
もしAIBOのようにファン同士で繋がれれば息の長い製品になりそうです。
尚、この製品はセンサーの塊のハイテク商品らしいので、外装を実際の犬のようにカスタムしてスパイ用に使ったりも出来そうです。
一般向けにこういった製品を販売できる時点で、中華の技術力は高いと思います。
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