マガジンのカバー画像

VALORANT 3DCG

19
VALORANTの3DCG制作関連を書いています。
運営しているクリエイター

#Montage

VALORANTのフル3Dモンタージュ 敵キャラクター作成

今回はキルをしたときの敵キャラクターの設定方法です。 基本的にはキャラクターアニメーションになりますので、軽く紹介程度にしたいと思います。 アニメーションの設定敵のアニメーションなので、相手の動き次第で設定方法も大きく異なります。 前後左右(必要であれば斜め)、しゃがみ、ジャンプ、デスアニメーションがあればいいのでそれぞれのキャラでFBXとして出しておくとヨイと思います。 完全にシーンを再現するとなると大変ですが それっぽーく見せるのは難しくないので、実際の映像と照らし合

VALORANTのフル3Dモンタージュ 排莢アニメーション

今回は排莢アニメーションの設定です! 基本的にはマズルフラッシュの項目と似たようなものですが、排莢のアニメーション自体のパーティクルシステムを構成する必要があります。 用意するものUnreal Engine 無料もしくは有料アセット 排莢とは?通常、銃を撃つと薬莢と言われるものが銃から排出されます。 先端の部分には銃弾があり、その銃弾を飛ばすための火薬なんかがこの中に入っていて、その後ろに衝撃を与えることで銃弾が飛ぶ。 そしてその飛んだあと、空になったこの入れ物が薬莢

VALORANTのフル3Dモンタージュ POVアニメーションの作成

今回は3D視点データを利用して実際にPOV(一人称視点)を作成する方法です。 武器モデルデータ、キャラクターの一人称データが必要です。 題材は前回の2キルを使います。 用意するもの武器のデータ 各種アニメーションデータも用意する キャラクターの一人称モデルデータ こちらも同様にアニメーションの用意もしましょう 各モデルのマテリアル データを用意する要領としてはblenderでモデルデータを読み込んだときと同じです。 武器スキンも過去記事を参照してください。 キ

¥700〜
割引あり

キレイにしたければ、逆に汚すのも手段だということ【VALORANT 3Dモンタージュ】

色々How To的なのを書いていましたが、ちょっと趣向を変えて。 3DCGモンタージュというと「きれいでかっこいい」みたいなのを作りたいと思います、実際自分もそうです。 ただ作ってみて「思ったんとちゃうで…」とか「めっちゃCG感出てる…」みたいなことってないですか? そういうときは「実際のモノを見てみる」というのもひとつの手です。 あえて汚す、あえて削る、あえて擦るVALORANTのネタばかりなので今回のもVALORANTでご説明。 ここにゴーストの3Dモデルがあります。

VALORANTの3Dモデルを簡単にインポートできるツールが爆誕していた

前に「blenderのプラグインを使ってモデルのインポートができるんですよ~」みたいな記事を書きました。 そう、この記事です。 この記事から3ヶ月。もう最前線は変化していた…の巻。 VALORANT Portingというソフトがリリースされていました。 簡単に言うと外部ソフトなのですが、キャラクター、武器モデル、どっちもblenderにワンクリックでインポートしてくれるっていうやーつです。 一応外部ツールなので自己責任でご利用ください。 必要なものは以下のものです。

VALORANTのフル3Dモンタージュ キャラクターアニメーション

さて今回は今までの素材を色々使って実際にアニメーションするところまでいきましょう! 各種データを用意する

¥500

VALORANTのフル3Dモンタージュ モデルインポート

UnrealEngineでモデルを読み込む前にblenderで書き出したFBXデータを読み込む方法です。 まずUnrealEngineではデフォルトでFBXを読み込むことができますが、どのあたりに読み込んでどう設定するのかが必要になると思います。 キャラクターデータのインポート方法 キャラクターデータは基本的にボーンデータと呼ばれる骨的なアレがありますので、それも読み込む必要があります。 そのあたりの説明は割愛しますが、アニメーションなんかも全部このボーンというのに設定さ

¥450

VALORANTのフル3Dモンタージュ マップインポート

UnrealEngineでVALORANTのマップデータを読み込むちなみにblenderでも読み込めるので、そこも併せて紹介します。 まずblenderに関してはバージョン3.1以降、UEは5以降を使ってください。 必要なソフトをインストールしよう

¥800

VALORANTのフル3Dモンタージュ UnrealEngine準備

UnrealEngineを使おう今回からUE編です。 前に出したキャラクターと、マテリアル、アニメーションの調整をします。 blenderや他のCGソフトでも作れます。 というかそっちのほうが最終的にはキレイな画質になりますので、最高画質で動画作りてえ!!!!って人はそっちのほうがいいかもです。 UnrealEngineを使う理由 じゃあなんでUEを使うかというとめちゃくちゃ軽いからです。 他の3DCGソフトではレンダリングに時間がかかります、その分しっかり演算してくれて

VALORANTのフル3Dモンタージュ 武器スキン

Blenderでデータを抽出するほぼやってることはキャラクターと一緒ですんでサクッと。 必要な以下略 Blender 3.1+のバージョン ( https://www.blender.org/download/ ) psk/psaインポートプラグイン ( https://github.com/Befzz/blender3d_import_psk_psa ) インポートする 前回と同じでpskファイルを持ってきます。 武器は Equippable フォルダの中にありま

VALORANTのフル3Dモンタージュ アニメーション編 #02

blenderでゲーム内のアニメーションを作るさ、前回からちょーっとだけ複雑になる上下半身設定です。 文字書きまくるのって大変ですね。 必要なものを用意する

¥500

VALORANTのフル3Dモンタージュ アニメーション編 #01

blenderでゲーム内のアニメーションを作る前回はblenderにキャラを読み込んだとこまでできました。 次は各アニメーションをインポートしていこうと思います。 動きが大きく、分かりやすいと思うのでジェットのウルトを構えるアニメーションを使いましょう あ、アニメーションといっても自分で腕やら手やら足やら動かす方法もありますが、それはまたおいおいということで! 必要なものを用意する blender PSK/PSAインポーター (blenderプラグイン) アニメーシ

VALORANTのフル3Dモンタージュ 概要 #01

前の記事で簡単に書いた流れの中で、技術的~な話をしてみようかなと。 あ、How to的なアレではないですので、参考になるかは人によると思います。 必要なこと さて、完全に3Dでシーンを構成する上で、いくつかの要素があります。 元となるシーン カメラのトラッキングデータ キャラクターの3Dデータ キャラクターのアニメーションデータ 一人称視点の3Dデータ マップの3Dデータ マテリアル関連 マズルフラッシュ、排莢などのアニメーション 後はお好みでマップにオ