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#12 アニメブルアカ感想

前回に引き続き12話(1期最終話)を見ていきましょう!

アニメ感想

シロコが過去の出会いを胸に、ホシノを救うべく突撃開始です。

  • シロコがとにかく前線で揺動

  • セリカとノノミが援護

    • 何か半数吹き飛んでるんだが?PMC?

  • ここでシロコが強行突破を提案

    • ノノミの弾幕、セリカの援護でシロコがゲートに突っ込む

    • ドローンで制御室を破壊し中に侵入

  • 理事が管制室に到着

    • お前元気そうじゃん。

    • ここで戦力の状況説明がなされる。

  • 迎撃ドローンが参戦

    • 特に貫通のノノミの攻撃によりあっという間に殲滅

  • リーゼントロボが参戦

    • ここでファウストが参戦

      • トリニティの演習という名目でロボ集団の破壊

    • イオリも参戦

      • 風紀委員も地上襲撃に参加

      • 戦力的には十分といった感じ

        • それにしてもイオリの戦力ずば抜けてますね

    • ヒナ委員長の蹂躙

  • 残存戦力が半分を切る中更に奥へ

    • 理事の指示能力は限界

      • 頭はもう使わない!!暴力に打って出る!!!

  • 元アビドス高等学校本館に到着

    • 理事がブチギレながらわめきまわる

      • 宝探しを邪魔されて大変ご立腹です。

    • リーゼントロボ登場!!復讐の時は今!!

  • 便利屋参戦

    • え?ヘリ?そんなお金どこから?

    • ヘリがロボに直撃。

    • ここでの戦いを引き受け、アビドスを奥に進ませる。

    • リーゼントロボとの戦いに風紀委員とファウストが参戦

      • ひふみが特に表情かっこよくて笑う。さすがアウトロー集団のリーダー。

そんなこんなで前線を突破した面々はホシノの元に向かいます。ここでホシノは一人反省会を行っています。一人ひとりに対して気をかける姿には最上級生を感じますね。ここで選択についてホシノは後悔しているわけです。最新ストーリーでは学習能力がない等と言われていますが、よりアクティブに潰しに行っている辺り、悔いが残らないように行動するようにしたみたいなのを感じなくはないですね。

ここで理事、なんとボタンを押しています。これは対策委員のいる施設にしかけられた爆弾のようです。これのお陰でホシノもあの装置から開放されたようです。

ここでホシノとユメ先輩との会話回想がありました。やはりフルボイスだとたった二人だけれども輝きに満ちた時代を強く感じます。

崩れ行くあの謎設備から落ちるホシノをシロコが間一髪で助け出し、みんな脱出に成功しました。これにて無事今回の騒動は幕を閉じました。

感想

最終話は完全にホシノを救い出すために突撃した!というだけなので全体の感想といきましょう。

戦闘について

こちらはあまり満足感はなかったかなーと思います。生徒は火力だけで見れば戦車とかも倒せますが、上手くやらないと倒せないので(現実のような圧倒的対人性能があるわけではないものの)かなり脅威でしょう。また戦闘時生徒たちの視点は一人称になるので、全体を把握できないという意味では集団戦に弱いですし統制された火力ある集団である軍にはなおのことに弱い(ただし兵士一人よりは普通に強い)みたいなのがキヴォトスにおける生徒の戦力という感じでしょう。一応それはある程度再現できてたかなとは思いますがそこが限界という感じでした。一撃の火力の高さと機動力の高さを活かし、戦術により数の不利を覆す戦いはほぼなかったように感じます。特にこの感想は戦闘は起こった出来事をまとめていたのですが、当初はそういう予定ではなかったです。なぜあれが入ったかと言うと流れがわかりにくかった(状況、先生の介入による影響が不明だった)からです。情報が削られてる?とかわかりにくいとかそれはおかしくないかとか、せっかくの状況が分かりやすいアニメなのに距離感がおかしかったりしたので、自分の中で状況整理を兼ねていたというのが実情です。

特に最終戦はもうPMC(=軍)相手にサクサク倒してたので戦力の相性みたいなものは感じにくいです。ゲームで感じた圧倒的劣勢。それでも先に進む覚悟を決めた。でもなかなか先に進めない。そんな中今まで関わってきた生徒たちを先生が必死に頼み込んで集めたことによる追加戦力によって、ようやくアビドスの生徒を最奥に到達させることができた!!みたいな感情の流れを全く感じないのは大変残念です。前話で丁寧に先生と生徒が同じ目線になるための交渉決裂みたいな雰囲気に持っていってたのにそれが全く活きてないです。

また、そういう意味では少数のアビドスが先生という視点と作戦で上手くやるという流れにもあまりできていません。先生の必要性とかチュートリアルで言われた戦いやすいという評価もほぼほぼ感じることができず、戦闘の流れに関してはあまり良い出来とは言えません。ただし生徒同士の戦いに関しては戦力の調整がしやすかったのか、対イオリに関してはかなり先生の采配で勝てた感があります。イオリまじで強かった。(アニメではヒナの戦闘はほぼないし、ホシノも全力を出していないので、1期の時点ではイオリが作中最強みたいに見える。)

全体的にブルアカアニメの戦闘は生徒の関係性に重きを置きすぎたかなと思います。今回の場合だと視聴者に何となく生徒の特徴やらペアとかの関係性を見せるショーであって、戦いではない。何かを守るための、抗うための、証明するために必要な強い意思を感じることができず、それが緊迫感や絶望感の欠如、及びそれらを巻き返す展開(先生の関与)につながっていかないように見えました。特にアビドス編なんて守り抗う辺りはかなり強い部分だったのにその思いの強さを感じないのは厳しいです。(例えば本当に必死に何とか戦線の維持をしていて全体を見る余裕がない。このままだと負ける!という時に全体を見た指揮官からの一見謎の指示が、戦況をひっくり返すとかは普通によくある展開じゃないかなと思う。vs便利屋とかはその片鱗があったはず。)

とりあえず総合して、戦闘の流れに関しては戦力相性及び先生の力を感じない、関係性雰囲気ショーになってしまっていたのが残念かなと思います。もっと絶望を!劣勢を!それでも諦めない生徒の決意と、それに呼応し戦況を覆す先生の指揮力を感じたかった!!!!まじで!!!実際ゲームでも先生の指揮がないと(ちゃんとやらないと)勝てない戦いとか本当に熱かったんだから!!なんなら最近シュポガキ1回目はタイムオーバーで負けたし!!

そんなわけで個々の戦闘シーンに関してはかなり良いのもあったりしたので、やはり流れは大事だなと思わされました。

情景について

えー、こちらに関しては文句のつけようがない、完全に大満足の出来です。もう初めの透き通った砂漠や細かい砂漠化の描写が、ゲームにはない頭の中で想像するしかなかったキヴォトスをかなり高い次元で形にしてくれたと思います。(だって砂嵐で滅びそうな地区って言われたら、もっと砂埃で不透明な世界を想像するじゃん。あの透き通りは絶望の中の希望、日常の中の奇跡を爽やかに感じる。完全にブルアカだった。)正直アニメのおかげでかなり自分の中でのキヴォトスの解像度が上がりました。特に今回のアビドスはかなり特殊でめっちゃ栄えてたのに、後から大規模砂嵐によって急速な砂漠化が進んだということもあって現実にはなかなか想像しにくいシチュエーションの場所です。(初めから砂漠ならあの日本の学校にによくある形状の屋外プールとかない。)そこに対し砂で埋まったプールや天井から落ちてくる砂など、本当に現実味を帯びた描写は素晴らしい出来だったと思います。そういう意味ではOPやEDもかなりキヴォトスを感じる内容な上、この動きであのシーンが来たら最高すぎる!!という期待感にも満ちていたり、癒やしであったり、今までない姿を覗き見るようなドキドキ感がありました。特にゲームではEDみたいな少し寂しさや情緒がこぼれ落ちるような放課後を感じることはなかったですから、かなり新鮮に感じました。放課後は学生の青春の時間だもんな!!

そんなわけで、この情景付近は本当にアニメ化してくれてありがとう!!!という満足度が非常に高い出来でした。

その他

他はやはり声や動きがあるということもあり、ファンとしてはようやくあのシーンが!!え?いやそんなん知らんが?あ!あの子が出てる!!など一喜一憂する内容でした。また流れがうまい部分もちょくちょくありました。例えば水族館というアニオリ部分は、そこから上手くホシノとシロコの言い争いにつなげてましたし、その他ゲームだとよくわからないテレポートのように飛んだ状況だった黒服との対峙につながる部分など、自然と物語をつなげる工夫がありました。また11話の先生のお願いもアビドス生徒と一緒に行くという改変がありながらも自然と交渉し、最終的にはゲーム本編のアビドスの生徒と同じく援軍が来ないだろう絶望的な状況を作っていたのはお見事でした。(だからこそ、それをしっかり活かしてほしかった……。)

またアニメ放映中はなんとアビドス編第三章がリアルタイムで進行し、過去の復習及び追加のユメ先輩成分の補充、そしてホシノの過去と未来が上手に進行していて、ゲームのストーリーをより一層押し上げる内容になっていたのは非常に良かったと思います。特に砂漠化が一つのテーマとなっている第三章とアニメの情景描画は本当に自分の感じ方のレベルを一つ上げてくれた感じがあります。多分頑張ってスケジュール調整したんだと思います。そういう意味ではそれらをきっちり味わえて良かったなと思いますし制作お疲れ様でした。

今後について

感想シリーズはじめの方にも書きましたが、夢としてエデンを劇場版で!みたいな話がありました。本当に実現するかはちょっとストーリーの長さ的にどうかな?という感じはありますが、その足がかりは十分にできたかなと思います。例えば補習授業部のテストまでの内容なら、パヴァーヌとセットでもう1期消化して、エデン条約締結本編を劇場版みたいなのはできなくはないか……な?とは思います。多分。ちょっとアニメをポンポン作るのは厳しいとは思いますが、できれば見たいよな……先生の〇に○が○○ところ……(ちなみに推しの一人はセナで彼女の見せ場でもあるため、めっちゃ映像で見たい……。劇場ちゃんと行くから!!)

まじで情景に関しては100点満点なので、後は戦闘の流れや先生の指揮周りをなんとかしてくれればアニメ単体としての評価もかなり高くなると思うので頑張ってほしい!!というのをブルーアーカイブ The Animation第一期のまとめにして終わりたいと思います。

ブルアカラジオ

生放送でも言われていましたが大人しくしていろと言われていたのには笑いましたね。そんな治安の悪いラジオも最終回をむかえt……

え?何か続くらしい?

借金残したまま逃げるのは許されなかった?ようです。

ぼくとアロナの戦い

さて、ぼくは密かに?アロナと熱いじゃんけんバトルを繰り広げていたので、ここで戦績を集計してみましょう!アロナ!正々堂々勝負だ!!

  • 1話……引き分け

  • 2話……勝ち

  • 3話……引き分け

  • 4話……負け

  • 5話……負け

  • 6話……引き分け

  • 7話……勝ち

  • 8話……引き分け

  • 9話……負け

  • 10話……負け

  • 11話……負け

ということで、2勝5敗4引き分けでした。圧倒的負けッ……!!アロナは強かった!!次は勝ち越したいっ!!!アロナ!次の戦いを待ってるぞ!!俺、それまでにもっと強くなってるから!!


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